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8杯目 ワイマーケット 『ヒステリックIPA』

今日はワイマーケットの『ヒステリックIPA』をいただきます。名前から連想してしまう某『ヒステリック・◯ラマー』を思わせるアヴァンギャルドな缶のデザインに、期待が否が応でも高まってしまいます。

ワイマーケットは2014年から名古屋で唯一のブルワリーとして、全国的に人気の高いクラフトビールを作っています。ここは本当に様々なビールをリリースしていますが、どれも質が高くいつも選ぶのに悩んでしまいます。

今回いただいた『ヒステリックIPA』は一口飲むたびにどっしりとした苦味と、ホップに由来する柑橘系の爽やかなアロマで口の中は『口福感』でいっぱいになります。アルコールは7.0%と高めですが、苦味の効いたすっきりとした飲み口の良さで、ついぐいぐいといってしまいます。

インディア・ペール・エールここにあり!


シトラやモザイクなど、苦味の”質”にこだわって選ばれた4つのホップがブレンドされ、これぞIPA!とドヤ顔したくなるしっかりとした苦みを堪能できます。パッションフルーツや青リンゴを連想させる華やかででフルーティーな香りが心を軽く、上向きにしてくれそうです。

サイケデリックなイラストと、トロピカルでいてしっかり苦味もあるIPAにインスピレーションが刺激されます。

ヒステリックIPAとフリージャズ

そんなヒステリックなIPAを飲んでいたら、勝手に頭に流れてくるのはこんな曲でした。Embryoは、1969年から現在にいたるまで活動を続けるジャーマン・プログレッシブ・ロックバンドです。

embryo / Layed Back&Bad heads 

Embryoが1975年にリリースしたフリージャズの名盤『Bad Heads&Bad Cats』から、『Layed Back』と『Bad Heads』をご紹介せずにはいられません。IPAとフリージャズ、勝ち取る自由と作り出す自由。音楽はビールをより美味しくしてくれますし、ビールは音楽の感受性を高めてくれます。今宵もしたたか酔っています。






















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