【予告】編集者の姿勢とは〜 #コルクラボ編集専科 を受講して、気になった3つのこと。(第1回講師:コルク佐渡島庸平)
「とにかく、熱い2時間で、みんな真剣に講義に耳を傾け、メモをとる音は終始鳴っていました。人の多さもあるんですが、参加者の方から醸し出されるオーラに圧倒されました。やるぞー感が出ていて、参加者のぼくも、刺激を受けて、気持ち良かったです」
すみません、いきなり誰のコメントなんだと思われたかもしれませんが、この感想は、ぼくが先日受講したコルクラボ編集専科においての、ぼくの感想です。
コルクラボ編集専科とは?
2019年7月3日(水)渋谷のBOOK LAB TOKYOで、コルクラボ編集専科が開講しました。
コルクラボ編集専科は、オンラインコミュニティ「コルクラボ」を主催しているコルク佐渡島庸平さんが立ち上げた講座です。月1回の計6回で、プロの編者者を育成するための講座。毎回ゲスト講師による講座と、受講生には事前課題があります。詳しくは、こちらをご覧ください。
初回講師は、同専科立ち上げ人であり、コルクの経営者、編集者の佐渡島さん。コルクラボ内では、所属メンバーから「サディ」の愛称で呼ばれています。
このnoteで書いていくこと。
ぼくは、受講者兼会場運営サポートとして、コルクラボから参加しました。
約2時間という場で、語られた内容や会場の雰囲気などを、運営サポートとしての立場、受講生としての立場の両面から何かアウトプットできればと考えています(よくよくは、運営も受講生も立場の関係ないコミュニティになっていたら嬉しいです)
語られた内容については、ただ文字起こしするのではなく、あくまでも受講生として個人的に気になったところを掻い摘んでじぶんの感想のお話をしていきます。アウトプットを通して、おすそ分けできたらいいなぁと考えています。
会場の雰囲気
会場はコルクラボのメンバーと外部からの参加者で、いっぱい。すごい熱気に包まれていました。詳しくは把握していないのですが、参加者の多くは、実際に編集者、ライターとして仕事されてる方が多い印象を受けました。熱気のせいか、講師の佐渡島さんは、途中上着を脱いでました。撮影された写真の中には、受講生みんなで熱心にワークショップしてる姿もあったんですが、顔がはっきり写ってしまうので、今回はカットしてあります。
(写真:コルクラボ 井出桂司)
【次回予告】個人的に気になった3つのこと。
今回、佐渡島さんの講義の中で、気になったところを3つご紹介します。
1. 専科に臨むこころがまえ: Don'ts (やってはいけないこと)
2.「感想」を言う = 感情を言語化する習慣を作ること
3. 偏見メガネを外した俯瞰
3つのうちの、1つを次回紹介できればと考えています。分量によっては、3つまとめて紹介できたらするかもしれません。本来なら、講座後、2〜3日以内に投稿できればと思ったのですが、不慣れなもので、まごついてます。感想は早い方がいいですよね。時間が経てば経つほど、補正がかかってくるので。
---以下、個人的な自己紹介になるので、興味ある方だけご覧ください---
【おまけ】「参加動機」と「ぼくは、なぜ参加したのか?」
簡単に、ぼくが何者でどういう経緯で、今回コルクラボ編集専科に参加したのか、ざっくり触れておきます。
ぼくは、上田浩平と言います。今フリーランスです。過去、期間限定アルバイトでイベントの接客や裏方、簡単な漫画紹介動画を作ったりしてました。
フリーランスになる前は、アニメ会社でTVシリーズや映画の制作やっていて、その後、ソーシャルゲーム会社でタイトルのデザイン進行管理やPRなどをやってました。
今回、ぼくがコルクラボ編集専科に参加した動機は、所属しているコルクラボの全体の集まりの中で、佐渡島さんから「コルクラボ編集専科を立ち上げるよ、条件付きで運営サポートするなら参加可能だよ」っていう案内でした。
「ぜひ参加したい」
即決で、迷いはなかったかと思います。なぜ、即決できたのでしょうか。
ちょっとだけ過去に遡ります。
コルクラボに入ったのが2018年7月です。入る前は、佐渡島さんの著書の「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ」や「ぼくらの仮説が世界をつくる」を読んだ過去があって、面白い考え方やコンテンツへの取り組み姿勢を持ってる方だなぁと感心していました。
佐渡島さんと彼の主催するコルクラボに興味を持つようになり、色々調べてみて、たどり着いたのが、コルクラボへの入会でした。正直、何をやってる団体なのか、外からみたら謎でした。ちょっと宗教っぽい印象を持ったのも少ならからずありました。
コルクラボのサイト紹介を読んでも、最初は、あまりピンときませんでしたが、だんだん、Twitterなどでコルクラボの関係者や佐渡島さんからのつぶやきを見ていて「なんか、たのしそうなだなぁ」という印象を受けました。
結局、「コミュニティを学ぶ」や「コミュニティを編集する」といった事を表向きな理由として、4期生として入会しました(今だから言えることです)実際のところは、入った動機は佐渡島さんの著書を読んだからであり、入会理由も曖昧で、「たのしそう」、漠然と「編集者」になりたい、「編集者」としての姿勢のようなものを学びたい、という気持ちがありました。
以前勤めていた会社を辞めたのも、入会した頃でした。辞めた理由は、いろいろあって長くなるので、細かくは省きますが、端的に言うと「じぶんは、これからどうしたいのか? たのしんでいるか?」でした。
辞めてから約1年、コルクラボというコミュニテイの中で、目的もなく、個人的にいろいろ実験(アクション)したり、たのしいと思えるイベントに参加しました。活動を通して、内省する機会が、仕事を辞める前よりも格段にヒトリと向き合う時間が増えました。これはじぶんにとって、大きな変化でした。
内省を経て、ぼくの中で「ありたいじぶん像」みたいなのができ上がっていきました。仕事での編集者経験は、ぼくにはありませんでしたが、「生き方」として、コンテンツ編集者で今後ありたいと考えるようになりました。(詳しい事は、大変長くなってしまうので今回は省きますね)
話を戻します。
この1年ぐらい、いろいろ右往左往していましたが、なんとなく光が指す方向が見えてきたのが最近です。そのタイミングで、コルクラボ編集専科の募集がきたのは、巡り合わせでした。
「編集とは」「編集者とは」「じぶんは、どういう姿勢を軸として物事に向き合っていけばいいのか」について、今のじぶんが受け止められるだけ、受け止めて選んでみたいと思いました。同時にドキドキワクワクもしていました。これらが、たぶん参加の理由だと思います。
もしかしたら、講座を今後受けていく中で、結果的に参加してきた理由が変わっていってるかもしれませんが、その時その時で、じぶんの中で受け止めていければ良いかなぁと今は考えています。