"行きつけ"

今はそのシェフがやっている料理屋はないんだけど昔は日曜日たんびに通っていた。そこのシェフは外国人でイタリア人かフランス人かわからなかった。嫁さんが日本人で国際結婚で2人で小さな料理屋を切り盛りしていた。ぼくはそのシェフの手作りフェットチーネ麺で作るペペロンチーノが大好きで、それを目当てに毎週通っていた。あるときあまりにもぼくが同じペペロンチーノばかりを頼むのでたまに"アレンジ"と口にしながらタコ入りのペペロンチーノをだしてくれたり、ピザの切れ端をサービスしてくれたりした。それからある時昔映画館で観たシャルロットゲンズブール主演の映画「小さな泥棒」の原題の発音が知りたくてそこのシェフが嫁さんからぼくの言っている日本語の意味をその外国人のシェフに通訳してくれてそのシェフがフランス語のタイトルをフランス語の発音で教えてくれました。こんな思い出のある行きつけの料理屋さんが昔ありました。今日は以上です。
words by kohei chiyomaru

ありがとうございます❗️頑張ります❗️