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自分を事例に「組織づくりのための物語」を紹介する

およそ民主主義を完全に体現したような制度というものは嘗ても将来もないのであって、ひとはたかだかヨリ多い、あるいはヨリ少ない民主主義を語りうるにすぎない。その意味で『永久革命』とはまさに民主主義にこそふさわしい名辞である。
丸山真男

組織をつくりたい

どうも、こうちゃんです。去年の11月から不登校の支援の活動をしているのですが、やはり一人の活動では限界がありますねー
やっぱり、組織をつくりたいと思う。でも、なかなか私も口下手でどうやって組織をつくるのか、を口頭で伝えられないので、ノートにまとめたい。
というか、これを第一回に書くべきだったかもしれん…

実際に組織づくりのためには何をするの?

いろんなやり方があると思うのですが、以前も紹介しているコミュニティオーガナイジングの本を参考に取り組もうと思います。

この本によれば、困難→選択→結果(希望)という物語を展開することで、「私のストーリー」「私たちのストーリー」「行動のストーリー」を作ることができ、組織を作ることができる、ということなので、これに実際に取り組んでみたいと思います。

・私のストーリー

私にとっての困難

私にとっての困難は、人生のロールモデルと出会えなかったことで、内定なしで卒業したけどどう生きたらいいか分からない、ということ。

私にとっての選択

私にとっての選択は、芸術家や作家、学者などのいろんな職業の大人に会うこと。

私にとっての結果

私にとっての結果は、誠実な大人に出会うことができ、こういう人になりたいと思えるようになったということ。そして、人生に絶望しなくなったこと。

これらだけだと私のストーリーになるので、私たちのストーリー、行動するためのストーリーも作らないといけない。これが結構難しい。

・私たちのストーリー

私たちにとっての困難

私たちにとっての困難は、不登校の子どもがどんな人生を歩めたらいいか、という選択肢を示されていないこと。

私たちにとっての選択

私たちにとっての選択は、不登校の子どもや親御さんが安心して来ることのできる場をつくり、元不登校の人や様々な生き方をしている人と安心して出会える機会をつくるということ。

私たちにとっての結果

私たちにとっての結果は、不登校を支援する団体をつくることで、いろんな大人と安心して出会える場を作ることができ、ロールモデルを提供可能な場となった。

・行動のストーリーを語る前に

行動のストーリーの構成は次の要素によって作られます。
緊急の困難→希望→解決の道筋→アクション
これに従って作りたいと思います。

緊急の困難
不登校によって自殺においこまれたり、将来の道を描けないまま引き篭もり続けたりする人がいる

・希望
不登校への理解者がいると、不登校の経験を前向きに捉えることができたり、不登校であることを積極的に評価することのできる自分として生きることができる

・解決の道筋
不登校の子どもたちや親御さんに不登校だったけれど、今は活躍している学生や社会人などと多く接したり、多様な生き方をしている人とすることで、不登校である自分を肯定的に評価できるようになる

・アクション
いろんな大人と安心して出会うことのできる場を作ろう!

こんな感じでしょうか。
少しでも自分のやりたいことが伝わるとうれしいです。

学問は米を搗きながらもできるものなり。

福沢諭吉

以上です。








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