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#106 視座が高い人はいつも機嫌が良い

「視座が高い」とはどういうことでしょうか?
最近、「視座が高い」とはどういう状態かを非常にわかりやすく解説されている記事に出会い、視座が高い人の特徴について仲間と話していて得た気づきについて共有します。

〇視座が高いとは?

例えば社長が全社員の前で「視座を高くしていきましょう!」と声をかける時には何を意味しているのでしょうか?
弊社の場合は一社員であっても、経営視点を持って意思決定をするような当事者意識を持つことが求められています。
(「求められていた」が正しいかもしれませんが、今は置いといて。)

エンジニアの私がチームのメンバーに対して「視座を高くしよう」と声をかける時には、

開発だけでなく顧客に価値を届けるとこを意識しよう
この開発がプロダクトの未来にどういう影響があるかを意識しよう

など、価値提供の全体像を俯瞰する視点や長期的な目線で意思決定することを意図していました。
が、具体的にどういう状態かがうまく言語化出来ていませんでした。

「視座を高い」とはどういう状態か?
を、非常に分かりやすく解説している記事はこちらです。

この記事では視座の高さを4つのLevelで表現しています。

Level 1
情報整理ができず,合理的な意思決定ができない

Level 2
複数の選択肢を並べて現状の正しい情報整理をしたうえで比較検討し,合理的な意思決定ができる人

Level 3
現状の正しい情報整理をしたうえで,未来を見据えて,あえて非合理的な意思決定ができる

Level 4
意思決定ができる材料が何も揃わない(メリット/デメリットが揃わない)状態でも,ビジョンを掲げチームを引っ張り,選んだ道を正解にできる

「視座が高い」とは

このLevel分けは色々と突っ込みどころはあると思いますが、視座の高さと意思決定のレベルの切り分けが非常に的を射ているを感じました。

〇視座が高い人はいつも機嫌が良い

視座が高さがLevel 4に達していると感じる人に共通するのは「困難に直面しても機嫌が悪くならない」ということです。

仮に自分がLevel 2に達しているとします。
短期・長期的な視点での情報から合理的な意思決定が出来るため、非合理的な行動を目にすると「なんでそんなことをしてるんだ!?」と思います。

Level 1の人の非合理的な意思決定でも、Level 3や4の視点からのあえての非合理的な意思決定であっても、非合理的な行動によるしわ寄せを受けることにイライラします。
課題が明確であるのに原因療法ではなく対処療法をひたすら続けるということにもイライラします。

ですが、Level 3や4の視座を持つ人は、文句も言わずむしろ機嫌良く対処療法を進めます。
そして、対処療法に加えて原因療法もどんどん進めます。

意思決定が出来る材料がない状況でも意思決定をし、それを正解にしていくような人は、困難に直面してもいちいち機嫌を悪くせず、前だけ向いて進みます。
選んだ道が正解かわからないのだから、困難に遭遇するのは当たり前ということなのでしょうか。機嫌を悪くするどころか嬉々として困難に立ち向かっていきます。

私が尊敬するLevel 4の先輩はいつも「ヤバい時こそ前向きに面白がって対応しよう」と言っています。決してネガティブな雰囲気を出さないため、人望も厚く、誰からも頼られています。
根がポジティブということもあるのかもしれませんが、「視座が高い」のだと納得しました。


ということで、視座が高い人はいつも機嫌が良いという気づきをシェアさせていただきました。
私自身はアンガーマネジメントや機嫌のデザインなど、自分の機嫌のコントロール術を学んではいますが、なかなかコントロールできていません。。。

皆さんの視座の高さはどのLevelでしょう?
いつも機嫌よくいられていますか??

視座を高く!!機嫌よく!!
を、意識していきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。





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