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『僕たちはどう生きるのか』-急速に変化する世の中で、それでも僕たちは"自分らしく"生きていく-

『君たちはどう生きるのか。』

春先に日本を訪れた
奇怪な感染病は、僕たちにそう問いかけた。

すぐに答えを出し動き始める事が出来た人もいれば、なかなか答えを出せずにもがき苦しんだ人もいただろう。

感染者数が増えていく一方で、その何倍ものペースで"笑顔"が失われる世界で、"この先どう生きていくのか"問い直した1年だった。

1.人生の転機となった就職活動について

「ただ何となく就活をして、もし内定を貰えそうなら、その企業に就職しよう。」

今年の1月にはそんな事を思っていた。

そんな僕に大きな影響を与えてくれたのは、素敵な人や本との出会いであった。

ある人物は、7時間もの間、強い情熱を持って僕たちに語りかけた。この先僕はどう生きていきたいのか、問い直した日だった。

ある本は、何となく就職活動をしていた少年が徐々に夢に向かって歩み始める本であった。読み終えた後、僕は就職活動の方向性を転換する事にした。

コロナの影響で説明会が中止になり、オンラインの面接では自分をうまく表現できずに苦労した。

でもオンラインだったからこそ、ワクワクするような企業と出会えて、素敵な社会人ともたくさん出会う事ができた。

最終的に僕は地域で挑戦をする事に決めた。論理ではなく、『好きを仕事にする』ことに決めた

「世の中には生きたくても生きれなかった人間が沢山おる。自分がいつ死ぬかだって誰にもわからん。お前ら本当はどう生きたいねん!」
「君はたぶん一旦東京に出て見識を広げてとか、そんな論理的なタイプじゃないでしょ(笑)だったら"好きなこと"やりなよ!」

ネガティブなイメージがあった就職活動を"ワクワク"に変えてくれた沢山の大人達のような存在になりたくて、就活支援の活動も始めた。

たくさんの就活生と話す中で、頼ってくれる事がもの凄く嬉しかった。

一方で、まだまだ力不足だなと感じたり、選考に落ちてしまったと聞いて自分の事のように悔しく思ったりもした。本当にさまざまな感情が生まれた。

2.オンライン環境下での素敵な出会い

就職活動を通して、オンラインで素敵な社会人と出会った。だがそれ以上に今年は、オンラインを介して、オンライン環境じゃなきゃ出会えなかった沢山の人と出会えた。

素敵なコミュニティにいくつか属する事が出来たし、同年代で"こんな生き方をしてみたい"と思う人にも出会えた。

オンラインで出会った人と直接会う機会もいくつかあり、新たな環境下だからこそ起きる特別な出会いは高揚感に繋がった

オンラインで何でも出来る世の中にシフトしつつあるが、未だに僕は"オフライン"が好きな人種である。人のあたたかさを感じる。

一方で、たくさんの人と出会う事を意識しすぎた結果、一人ひとりに対して丁寧に接する事が出来なかった事は大きな反省である。

私の好きな大人の言葉で『一期三会以上の付き合い』というものがある。これも今年はじめて出会った大人の方の言葉だ。

来年は『一期三会』を意識して、目の前の人とより丁寧に付き合っていきたいと思う

3.笑顔で前向きに生きる人を増やしたい

この1年は自分の非力さを痛感した一年だった。コロナ禍でたくさんの人が苦しい状況にいる中で、僕はそんな人達に何もしてあげる事が出来なかった。

「世の中の全ての人に、もっとポジティブに生きて欲しいし、笑顔でいて欲しい。」

そのきっかけを与える存在でありたいと思った1年だった。

その為には、まだまだ知識が足りないし、勇気を与えるような"言葉"を磨かなければならない。

コロナ禍で読書を沢山するようになった背景にはそんな想いがある。

来年こそはもっと人に笑顔と勇気を、そして、きっかけを与える存在になる

そう決意した1年だった。

4.2021年をどう生きるか

来年からいよいよ社会人1年目である。

僕は"好きなとこ"で、"好きな人と"、"好きなこと"で生きていく、自分にとって最適なキャリアを選択したつもりである。

根拠はないが、「この人達とならきっと面白い事が出来そうだ」と思ってファーストキャリアを決めた。

たくさんの友人や大人の方に相談する中で「航平なら大丈夫」「航平らしい選択だと思う!」と後押しをして貰った。

そんな人達や、一緒に働く方達、そしてここまで育ててくれた両親の期待に120%で応える為にもたくさん挑戦し、たくさん行動する。

"常に前向きに全力で"

そんな生き方をしたい。

5.おわりに-共感がキーワード-

コロナ禍で、社会がますます隔別化され、"ともに分かち合う"事が難しい世の中になった。

不安や悔しさ、悲しさが募ることも、以前よりたくさんあると思う。

そんな世の中で、僕は"共感"がキーワードになると思う。共感と支え合いの中で、不安や悲しみが希望や感動に変わっていく。

そんな世の中を夢見ながら、2020年を締め括ろうと思う。こんな拙い文章で、誰か1人の共感を呼べたらとても幸いである。

このnoteを読んでくれた方、いつも僕を支えてくれている全ての方に感謝の気持ちを伝えたい。本当にありがとう。みんなの事が本当に大好きだ。


いつかあなたに恩返しをする コウヘイより

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