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最高のリノベーション

こんにちは!こうへいです。

今回は読書感想を書いていきます。先月できなかった分を合わせて、今月は4冊アウトプットしていきます。

では、さっそく本の紹介に入りましょう。

本の紹介

今回読んだ本は、『「中古マンション×最小寸法」でかなえる 最高のリノベーション』(滝川智庸/幻冬社出版)です。

こちらの本はアトレ上野の本屋さんでたまたま出会った一冊の本です。表紙もかわいく、目次を見て施工面のことが書かれているので興味を持ちました。

内容は以下の通りです。

「リノベーション」とは?-…取り除く、+…加える、=…そして、×…倍の価値になる。ムダなくスペースを使い切る「最小寸法」で設計すれば、自分のライフスタイルに合った「豊かなスペース」が生まれる。物件選びから設計、施工まで、施工実績2万戸超、業界No.1を誇るプロの技術を公開。(「BOOK」データベースより)

とても読みやすく、新しい発見が多いためすいすい読むことができました。

この本を読む目的

リノベーションに関する知識を得るため、ウェブなどで調べることが多いのですが、まとまった情報が載っている本から情報を得たいと思い、本を探していました。たまたま見つけたこの本には、リノベーションとは?だけでなく、施工面の注意点も書かれており、その情報が気になりました。

僕は現在リノベーション業界に転職するため転職活動中のため、この本を読み「施工面のことを知り、仕事をイメージできるようにする」という目的のもとこの本を読みました。

この本での気付き

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①日頃から自分の理想の住まいをイメージしておくことの大切さ

僕はマイホームを持ちたいという夢を小さい頃から持ってきました。一戸建てをイメージしていましたが、昨年リノベーションというものを知り、中古マンション×リノベーションをとても魅力的に思っています。そこで将来自分の家を持つにあたってどんな家にしようか?自分の好きなものは一体なんだろう?と思い日々情報収集をしています。

この本では実際にリノベーションをされたお客様へのインタビュー載っています。そこでリノベーションを成功させたお客様が成功の秘訣について以下のように語ってくれています。

最初にこうしたいという自分たちのコンセプトを決めてポイントを絞っておくことが、希望するプランを実現する近道ではないか

まさにその通りだと思いました。人それぞれ住まいに求めるものは違ってきます。僕は自分の好きに囲まれた住まいで暮らすことで、豊かに生きたいという思いがあります。住まいづくりに自分の好きに囲まれることを求めたいと考えています。

そのため現在でも様々な施工例に触れ、自分の好みに出会った際は記録しておくなど情報を集めています。この本を読み、日頃から自分の好みを集めておくことはリノベーションを成功させるためには大切なんだなと再確認することができました。

将来自分の住まいを持ちたいと考える方は、今からどんな住まいで暮らそうか考えてみるのはいかがでしょうか。僕のnoteでは、リノベーションに関することを多く取り上げるつもりです。一緒に理想の住まいを見つけましょう!

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②マンション管理状況の大切さ

僕は今将来の住まいは「中古マンション×リノベーション」で実現しようと考えています。そこで良い中古マンションに出会うため、それを見抜く目の育成をしていきます。

築古マンションを選ぶ際、修繕積立金がいくら積み立てられているか確認することは大切だ、ということを聞いたことがある人は多くいらっしゃるかと思います。僕もそのことは知っていましたが、実際いくらぐらい積み立てられていれば良いのかや他に中古マンションを買うにあたって注意すべき点はあまり知りませんでした。

この本では、中古マンションを買う際の注意点が書いてあります。紹介していきます。

中古マンションは築16〜20年から資産価値の減少が緩やかになります。つまり狙い目になります。しかし、同じ築○年の中古マンションでも、マンション管理によるコンディションによってマンションの価値は異なります。

そのマンションの管理は大きく2つに分けることができます。日常的な管理建物管理の2つです。日常的な管理は共用部分の清掃状態をチェックします。建物管理は外壁・防水・給排水縦管等の修繕履歴をチェックしたり、先ほど言った修繕積立金がどれほど積み立てられているかチェックします。建物管理は不動産管理会社に聞いてみないとわからないですが、日常的な管理は自分の目でも確認できるものがあります。そこでチェックすべき場所の例を取りあげます。

【日常的な管理】
・メーター類はどこについているか
・玄関ドア・サッシをチェックする
・どんな給油器がどこについているか
・給排水の状況を確認する
・壁は構造・状況を確認する
・床は下地と管理規約を確認する
・天井も下地を確認する

【建物管理】
・マンションにまつわる事故や事件
・長期修繕計画書
・重要事項に係る調査報告書

簡単なものでいうと「玄関・サッシのチェック」。玄関もサッシも共用部分になってしまうため交換することができません。そこで、歪みやガタ付き、軋みがないか確認しておきましょう。

リノベーションの要望で最も多いのは、間仕切りを取っ払ってリビングを広くしたいというものだそうです。しかしマンションの構造によっては壁をとることができず、理想の部屋を作れなかったという例もあると言います。具体的には、マンションにはラーメン構造と壁式構造があります。(リノベーションラウンジ東京引用)

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ラーメン構造は大きな柱や梁によって建物を支えているため、室内のすべての壁を撤去可能です。一方、壁式構造は壁によって建物を支えているため、構造を支える耐力壁は撤去することはできません。

こう言った知識を得ることで、理想の住まいづくりに近づいていくことが出来ます。まずは実家から調べていき、目を肥やしていきます(笑)

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③最小寸法で豊かな空間を

誰しも広いリビングでくつろぎたいと思っていることでしょう。かくいう僕もそう考えています。この本を読むまでは平米数こそ広さだ!とまで考えていました。

中古マンションは一つひとつ異なります。広さ以外の条件は完璧なのに…!という物件に出会った際、広さを優先すればイチから探し直しになってしまいます。広さには妥協したくない、でもこのマンションはかなり気に入っているけどなぁということもあるかと思います。

そこで出てくるのが「最小寸法」というワードです。最小寸法とは、人の動きやモノの配置に、最低限必要とされる寸法のことを指します。例えば、クローゼット。一般的にはクローゼットは奥行が60センチと言われています。しかしジャケットやコートをかけてみると約53センチあれば足りてしまうということが判明しました。つまり約7センチも他の部分に使うことができるというわけです。

これはクローゼットだけでなく、他のものにも言えます。

こうした最小寸法で適切なスペースを確保することができれば、浮いた部分は豊かなスペースとして利用することが可能になります。

平米数で広さを決めてしまうのではなく、こうした工夫によって部屋広く使うことができるのは感動の発見でした。


いかがでしたでしょか。以上3つが僕がこの本から得た気付きになります。まとまった情報のため一連の流れで、情報を得ることも出来ましたし、何より読みやすい本でした。施工面での仕事のイメージも少し持つことが出来ました。

おすすめ度

★★★★☆(星4)

リノベーションとは何か?から実際に中古マンションを買うときの注意点、リノベ会社の選び方まで実践的な情報が記載されていました。リノベーションを気になっている方や、施工面など実践的な情報が欲しい方にはおすすめできる本です。

最後に

最小寸法を叶えるためには、ミリ単位で測ることが大事になります。細かく測ることでようやくお客様に喜んでいただく住まいが作られるのですね。僕もこうした努力を仕事で活かし、お客様に喜んでいただく住まいづくりをしていきたいものです。(まだ内定もらってないけど(笑))

それではまた次の読書感想でお会いしましょう!ではまた。







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