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企業がSNSを運用するには?

こんにちは!こうへいです。

近年企業がSNSを運用する例が増えてきましたね。まだSNSを運用していない企業も多いはず。いざSNS運用をするとなると、何に気をつければいいのでしょうか?また、成功するためにはどうすれば良いのでしょうか?

この記事はこれから初めてSNSを利用する企業にとって(または個人)上記の問いのヒントを提示できればと思います。

さっそくですが本の紹介に入りましょう。

本の紹介

今回読んだ本は『自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす企業ファンのつくり方』(日経トレンディ、日経クロストレンド/日経BP出版)です。

内容は以下の通りです。

どうしたら自社(自社商品)のファンになってもらえるのか。
企業の多くの人が悩んでいることでしょう。
人気の企業公式Twitterの取り組みからは、その大きなヒントが見つかります。 SNS運用者だけではありません。
マーケターや商品企画、新規事業開発、 PR、広報担当など、さまざまな企業人の参考になる 「ファンづくりの極意」がここにあります。
本書では、セガ、キングジム、タカラトミー、タニタ、 東急ハンズ、井村屋の6社の「中の人」に直撃。
具体的な事例を掘り下げながら、ファンに愛される極意を明かしてもらいました。 (一部抜粋)

12月2冊目のアウトプットとなります。今月はあと2冊アウトプットしていきます。

この本を読む目的

この本に出会ったのは、確か樺沢紫苑さんの本を読んでたときに出てきたことがきっかけで興味を持ちました。(間違えてたらスミマセン)

もともと企業のSNSでの効果はとても大きいなと思っていました。そこで自分が働く会社はSNSをやっているのか、やっていないとしたらやってみたらどうなのかと思っていました。(現在は会社に勤めているわけではありません)それがこの本を読む動機です。

目的は「公式SNSのフォロワーの増やし方を学び、将来役立てる」に設定しました。

この本での気付き

この本はセガ、キングジム、タカラトミー、タニタ、 東急ハンズ、井村屋の6社の「中の人」にお話を伺う形で書かれています。どの企業もTwitterでのフォロワー数が多く、この記事を読んでくださる方々の中にもフォローしている方がいらっしゃるかもしれません。Twitterでのフォロワーが多い6つの企業が行っていることを気付きとしてまとめてみます。

①トライアンドエラーで投稿スタイルを確立

どの企業もTwitter黎明期から企業アカウントを作って発信しています。そのためはじめは右も左もわからないといった中でSNS運用をスタートさせています。しかし現在6つの企業はどれも15万を超えるフォロワーがいます。このような発展の裏には試行錯誤して発信してきた過去があります。井村屋さんは「無料でできるAB テストを毎日やっているんだと割り切って、どんな投稿が良い反応を得られるか、試行錯誤を続けた」と仰っていました。

やはりどんなツイートがユーザーにウケがいいのか、企業のアカウントに何を求められているのかを見極めるためにこうしたPDCAは絶対に必要となりますね。

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②フォロワー(ユーザー)とのコミュニケーションを大切にする

Twitterの特徴として、ユーザーとコミュニケーションができるといったものがあります。Twitterで商品をバンバン紹介しても、ユーザーからウザがられて簡単にミュートやブロックをされてしまいます。それでは本末転倒です。

この本に登場する6つの企業はどれもTwitterで上手にコミュニケーションをとっています。企業にもよりますが、おしゃべり8割、情報発信2割としている企業もあるくらいです。フォロワーがリプを送ってくれたら、できるだけ返信し、エゴサーチで企業に関する面白いツイートを見つけたら引用リツイートなどで反応したりしています。企業は堅いイメージがあるので、そうした中で自分に返信が返ってきたりすると嬉しいですよね。

またフォロワーとのコミュニケーションの中で、消費者が望んでいるものなどの情報を手に入れることもできるかもしれません。6つの企業はどこもフォロワーを大切にしていることがわかりました。

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③なりたいメディアイメージを持つ

どの企業も試行錯誤してツイートする、ユーザーとのコミュニケーションを大事にするといった特徴があります。さらにいうとTwitterアカウントを運用する上で、なりたいメディアイメージを持つといった特徴もどの企業も行っています。

例えば、井村屋さんは、「ご近所さん感覚」でフォロワーと交流しているそう。知り合い以上、友達未満の関係性です。キングジムさんは「サザエさんの浮江お姉さん」家族や友人とは違うけれど、いつでも気軽に話せる距離感をイメージされているようです。

こうしたなりたいメディアイメージを持つことで、Twitterアカウントのスタンスができ、取っ付きやすくなります。

以上3つの気付きを6つの企業の一致している特徴から取り上げました。この本では企業ごとに気を付けていることなどたくさん載っています。以上の気づきだけでは将来SNS運用に役立てることが難しいかなと感じたので、簡単なSNS運用マニュアル(仮)を作ってみました。興味のある方はぜひ!

おすすめ度

★★★☆☆(星3)

この本では6つの企業(セガ、キングジム、タカラトミー、タニタ、 東急ハンズ、井村屋)が取り上げられ、各企業ごとに節が分かれています。各企業が気を付けていることや、SNS運用時の10カ条などが記載されています。これから人気SNSアカウントを作りたい企業や、ファンの作り方を身につけたい方にはおすすめの本になります。千里の道も一歩から、ですね!

最後に

SNSに関して読んだのはこの本が初めてでした。各企業のTwitterでの秘話が読めて面白かったです。今回はSNS運用マニュアル(仮)を作成してみて、将来運用するときに役立てられたのかな?と思います。冒頭での質問に対するヒントを少しでもこの記事で提供できたでしょうか。良かったら感じたことや、思ったことをコメントして下さったら幸いです☺︎

P.S. SNS運用マニュアル(仮)はご自由にお使いください。誰かのためになるものになれば幸いです。


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