ふりかえれば、春が

3月もあっという間に半ばになってきました。

この頃になると、ふと保育士時代を思い出します。
胸がいっぱいになるあの感覚、少しばかりの寂しさ。

でも、何よりも大きくなった姿が眩しくて、嬉しくて。

仕事を辞めてから、なかなかにいろんなことがありました。

でも、今の会社でチャレンジをして、ベビーシッターも少し軌道に乗ってくるようになって、子どもたちのことをよく思い出すようになりました。

あぁ、私全然いい先生じゃかったなぁ。
1年間のカリキュラムに追われて、できる、できないばかりにこだわって。
もっと、個々での関わりを大切にすればよかった。

本当は、そんなことはよくて、ただ元気に、明るく、笑顔で大きくなってくれたらそれだけでよかったんだ、と。
だって、確実に1日1日、子どもたちは成長しているのだから。

ベビーシッターをするようになり、子どもたちのお家での様子も見て、お母さんも毎日頑張っている姿を見て、もっと寄り添えばよかったなぁ、と思ったり。

実際にみて、感じてみないとわからないことってたくさんありました。

だからこそ、今、分かったからこそ、この1日1日、一瞬一瞬が大切なんだと思いました。

過ぎ去った時間は、絶対に元には戻らないから。

そのことを胸に、今日も前を向いて歩いていこうと思います。

卒園、卒業をされる皆さま、新しく新生活を始める皆さま、新年度を迎えられる皆さま。本当におめでとうございます。

皆さまの未来が、幸多きものでありますように。
それでは、また。