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夏の日のアンパンマンとポップコーンの記憶

幼児期の子育てのインスタを見ていると、懐かしい思いに浸ることがあります。

昨日もそう。同僚がインスタに娘さんと初めてアンパンマンの映画を見に行った、という記事を投稿されていました。我が家も娘たちが幼かった時、夏はアンパンマン、冬はプリキュア、とアニメの映画を毎回見に行ったものです。

特に思い出深いのは、10年前のある夏の日のこと。下の子が3歳、上の子が6歳。当時下の子がアンパンマンが大好きで、その日を楽しみにしていました。

映画館に入ると、大好きなキャラメル味のポップコーンを買い、席につきました。娘たちは自分の分を欲しがるので、一番小さいサイズをそれぞれに買って渡しました。甘い香りに包まれて、目を輝かせる娘たちの姿が今でも鮮明に思い出されます。

上映が始まると、テレビでしか見たことのないアンパンマンが目の前の大きなスクリーンに現れ、嬉しそうにニコニコとしながら目を輝かせている娘たち。

アンパンマンの映画は当時2本立て(今もかな?)で、1本は夏祭りに関する楽しいもので、もう1本はシリアスな内容でハラハラドキドキしたもの。

1本目の映画で夏祭りのお話の後半、アンパンマンのダンスの曲が流れると、下の子は我慢できずになんと立ち上がり、体を揺らして踊り始めたのです!

その姿があまりにも可愛らしくて、私は思わず笑ってしまいましたが、膝の上のポップコーンはあちこちに散らばりました💦😅

慌てて拾い集める私の姿も、今では懐かしい思い出です。

映画が終わり、そのショッピングモールにあったハンバーガー屋さんで昼食を食べた後、私たちは夫の実家がある京丹後へ向かいました。

初めての3人だけの車の旅に、私はなんだか妙にワクワクしていたのを覚えています。

娘たちが大好きな音楽を流し、特に長女が好きだった「アナと雪の女王」の歌をみんなで歌いながら進みました。

京丹後に向かうときに、最初に見えるのが舞鶴の海です。

夏の青い空、白い大きな雲、目の前に広がるキラキラと光る青い海。この日の思い出は、アンパンマンの音楽と飛び散るポップコーンとともに、私にとって特別なものとして今でも思い出されます。


長女は中3(受験生!)、次女は小6。もうアンパンマンの映画を一緒に見に行くことはなくなりましたが、同僚のインスタが、あの日の楽しい出来事を思い出させてくれました。


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