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【今週の1冊】テクノロジーと人間性を結びつける一冊📕

最近、私が敬愛する精神科の先生が、一冊のビジネス書をおすすめしてくれました。それが田尻望氏の『「キーエンス思考」×ChatGPT時代の付加価値仕事術』です。

ChatGPTの使い方を深掘りしたいという思いにズバッと答えてくれる一冊でした。2023年の10月10日に発行されたこの書籍は、ビジネスの現場でAIを駆使するための具体的な指南書です。


本の概要

この本は、キーエンス出身の田尻さんが、自らの経験をもとに「ChatGPT」を業務にどう活用するか、その秘訣を明かしています。具体的な事例を交えながら、コンサルティング業務での成功例や年間10億円の利益改善策を提案。著者の経験から「付加価値」を生むプロセスをChatGPTで実現する方法が詳述されています。

気づき

仕事の効率化に役立つプロンプトが網羅されていることに驚きました。

また、ChatGPTを使いこなすことはもちろん、基本的なビジネススキルやコーチング方法まで学ぶことができるのです。

このテクノロジーが浸透すれば、「成果を出せる人材のみが生き残る」という厳しい現実も怯えましたがが、それでも凡人の私が使われるのではなく、AIをしっかり使いこなせば、仕事で成果を出せるようになる希望が見えました。

わたしのTODO

本を閉じた後、私の行動には確実に変化が生まれました。

プロンプトを活用することは当然として、仕事の本質的な力を身につけることの重要性を再認識しました。
「whyを重ねて問うこと」
「仕事の構造を理解すること」
「ルールを知ること」
「良好な人間関係を築く」
ことなど、これら全てが私の成長に不可欠だと感じています。若手の先生たちにもこれらのスキルを伝えていけたらいいな、とも思っています。

また、本書に書かれたChatGPTによるコーチングを実践したところ、その効果は明らか。今の自分の現状、足りないこと、生かす強みを明らかにしてくれました。しかも「わからない」と応える私を否定することもなく、前向きな言葉で返答してくれます。一度試してみてください。

おわりに

既にいくつかのChatGPTに関する書籍を読んできましたが、この本が最も実務に落とし込むためのヒントを得られると感じています。

具体的なプロンプトはもちろん、人生の悩みにも多角的にアプローチできる知恵を提供してくれます。ただし、AIが提供する情報が絶対正しいわけではないという、冷静な視点を忘れずにいたいと思います。

また「文章力が落ちる」と不安視されますが、そんなことはない!的確なプロンプトを出したり、chat GPTの答えを読み解く力が絶対的に必要だからです。

 本書は単なるテクノロジーの使い方を超えて、私たちの働き方、さらには思考の仕方にまで影響を及ぼす一冊です。読み終えたあとの私は、より効率的で賢明な働き方をめざすと同時に、「AIのもたらす未来に対するワクワク」と「人間としての深い洞察も大切に」していきたいです。

これからもChatGPTと共に成長していく日々が楽しみです。子どもたちにも伝えたいな。

最後までお読みくださり、ありがとうございました📚


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