高校生の時に書いた短歌たち【創作】
あの人の シーブリーズの 蓋の色
私の色に 染まればいいのに
わたし、陰キャなんですよね。この世の人間を陰か陽どちらかに分類しろと言われたら絶対に陰に入る部類の人間なんですよね。
「クッソ陰キャでした〜！」というよりかは「絶対的に陽キャではない」というのが正確な気もするけど、普通に陰キャだったかもしれません。
(というかここで自分から「わたし陽キャなんですよね」っていうやつ嫌やろ)
高校生の時に短歌書いてたとか聞くとマジで情緒…？って思われるかもしれませんが、授業の課題で書いとったんですよ。冒頭のやつもそのうちの一つです。
自分の作品をちょっとずつ載せていきたいなと思いながらも、日々忙殺からの休日に持ち越せるエネルギー皆無という悪循環。なんかいいタグないかな〜と思っていたところ短歌を載せられるタグを見つけたので載せちゃお！と勢いでこれを書いているわけです。
ただ「今日の短歌」というより「あの日の短歌」という感じでございますので、主旨に反している気しかしませんが、どうか目を瞑っていただけないでしょうか…。
さて、これから冒頭の作品含め何作品か載せて行こうと思います。
今から思えばなんでこんな青春感満載の短歌書いとるんやこいつキモという感じですが、こんな経験がないからこそ書いてたんですね。悲しい人。これで陰キャとか許されないですね、アハ。
はい、では夢女子100%のわたくし金井小羽のJK時代の作品の中でまあまだ見せられるかな…というやつをちょっとお見せします〜どうぞ！
当時の創作過程を覚えてるやつは解説(要らん)(しかも解説ではなく言い訳)もしてます。
君と目が あうたび前髪 なおすふり
この頬の色は 桜のせいだ
こんな経験あります？私はない。
けどありそうじゃんね、夢女子だからそういうところの想像力だけ働くの。要らない能力すぎ。
高校時代ちゃんとこういう類の青春してた人のエピソード聴きたすぎるんですが…。シンプルに正直に羨ましいなと思いますはい。
4月のクラス替えとか、もう陰キャにとっては生か死かを決める激ヤバガチャが発生するイベントだったので、知り合いの名前をいの一番に探して安心するというところまでがセットだったなあ…。
好きな人の名前探して「やばい…同じクラスじゃん…！！いつか席替えで隣になったりするかな？」とか思いたかったな〜ぁあ〜！好きな人いなかったけどさ〜！！！！！
白い息 夜空の闇に お似合いね
少し大股で 歩いてみた日
これだけ毛色違うけど、課題で提出した作品集みたいなやつの中に入れてない作品です。
なぜか短歌が当時この授業を受け持っていた先生に好評でして。書き続けてみたら？といわれてちょこちょこ書いてたものの中から一つ、という感じです。
意味は…なさそう。うん、無いと思う。強いて言うなら多分これ書いてる時、病んでたんでしょうね。大股で歩くとかイラついてるやん。なんか。
誰かと喧嘩したんかな？部活めちゃくちゃ上手くいってなかったんかな？とりあえず人生のぶつかり稽古的な形の青春は送っていたのでたぶんその時の気持ちですね。
空仰ぐ 赤い振袖 まくしあげ
別れを告げた 青い春の日
まあ卒業式でも成人式でもなんでもいいですが、短歌を書こうとした時に一番初めに思いついたやつですね。
実際私が卒業式で振袖捲し上げたかというと…やってないなあ…。式終わって部活の後輩たちが作ってくれた花道を歩いてお花もらって速攻振袖脱いでドレスワンピース着て卒パ行ったなあ…。ほっそいヒールで脚が終わった記憶めっちゃある。
あの人の シーブリーズの 蓋の色
私の色に 染まればいいのに
冒頭に載せたやつです。
個人的に一番の自信作ですね。
なんかシーブリーズの蓋を交換する的なのが流行り出した頃で(まあ思い出す限りでは周り誰もやってなかった気がするけど)、それを利用しました。
交換って言うとあんま可愛くないなと思ったので「染まればいいのに」ってニュアンスにしました。
私色に染まりなよってね、アハハ、アハ。
誰ですか？妄想を垂れ流しているのは。
しかも当時の私はシーブリーズじゃないシーブリーズみたいなやつ(説明ムズい)使ってた気がする。
逆に今家で使ってますね。家だからもう匂い気にせずアイスティーの香りみたいなやつ使ってます。マジで体から紅茶の匂いするからすごい。
どうでしたか…。駄作ばかりでお目汚し失礼いたしました…。
書き続けてみたら？と言われたのに全く書き続けなかったので、これを機にちょっとまた始めてみようかな〜と思います。
普段はヲタクごとの話だったり日常の愚痴をこぼしまくったりしていますので是非よろしくお願いします！
それでは、ここまでお読みいただき本当にありがとうございました！
また！
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