見出し画像

吉野石膏の絵画コレクション凄すぎた

練馬区立美術館で「本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション」を見てきました。

てっきり出版の歴史を辿るような展示かと思いきや、西洋画日本画の巨匠がわんさか。

ゴッホ、ピカソ、モネ、シャガール、横山大観、上村松園、東山魁夷、伊藤若冲、岸田劉生と、まあ有名画家が目白押し。

企画展と違ってコレクションだといろんな有名画が見れてお得ですね。
統一感ないのが逆に面白かったです。

印象に残った絵画を挙げていきます。
70年以上昔の絵画は著作権切れてるようですので…

モネ「ジヴェルニー付近のリメツの草原」

淡い色合いで何描いてるかわからない感じなのがいいです笑

カンディンスキー「結合する緑」

これもわけわかんない感じが好き笑

上村松園「美人初見」

思わず背筋が伸びる格調の高さがありますね。

大好きなピサロの絵が3点もありました!

ピサロ「暖をとる農婦」
ピサロ「ロンドンのキューガーデン、大温室前の散歩道」
ピサロ「ポントワーズの橋」

最後の「ポントワーズの橋」は一日中眺めてても飽きない感じでしたね。

ピサロの絵ってハイドンの音楽と同じで、見てると心の荒波がすぅーと穏やかにされていくんです。
一般的には地味な扱いですが、私にとって一番好きな画家と言っていいです(ちなみに待ち受けもピサロです笑)

他にも日本画家で一番好きな杉山寧の「渹(こう)」も見れてハッピー。

ピカソ「帽子をかぶった女」、ブラック「洋梨のある静物(テーブル」、シャガール「翼のある馬」、横山大観「鸜鵒(くよく)図」、東山魁夷「靜映」、梅原龍三郎「カンヌ」も印象に残りました。

盛りだくさんな展示で見応えたっぷりでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?