#28 マッチングアプリの弊害
昨今マッチングアプリ全盛期である。
僕も過去に2回、トータルで半年間やっていた。
(結果は出てないけども)
マッチングアプリの基本は相手に希望する条件で
どんどん絞り込んでいくこと。
年齢に始まり、血液型、身長、体型、住んでいる場所、仕事、休日、年収、趣味などなど。
もちろんお付き合いや結婚をする上で上記の要素が自分の理想にマッチしているに越した事はない。
休みが合わない、家が遠くて会うのが大変、趣味が合わない。こんな理由で別れるケースはよく聞く。
相手と仲を深める上で価値観や感覚を擦り合わせるのが楽しみとも言えるけど、あまりにも違いが多いと途中で疲れてダメになる。だったら最初から自分の感覚と近い人と出会えば良いじゃないか。実に理にかなってる。
そうして出会った人は確かにフィーリングは合いやすいし、ギャップも少ない。
でも、当然自分と価値観が全く同じなんて事はなく、やっぱり違う部分が出てくる。そうするとギャップに対する拒否反応がすごい。この人は自分に合うはずと出会う前に半ば決めつけをしていたのにも関わらずアンマッチがあると途端に気持ちが冷めてしまう。
最近流行りの蛙化現象ってこんな感じ?
結局のところ、その人自身に好意や興味を持っていたわけでなく、”自分の理想”に近いからそう感じていただけ。ちょっとでも”自分の理想”から離れた部分を見るとやっぱ違ったなぁーって。本当に好きなら理想とかけ離れていても好きになるもんだと思う。
マッチングアプリをやればやるほど、魅力的な人じゃなくて”自分の理想”に近い人をただただ探してるだけな自分に気づいた。もちろんそんな人はいない。
だから僕はマッチングアプリをやめた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?