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資源ロス削減の取り組みのアイデアが素晴らしい展示会

先日、都内のある会社の、
  
傷がついた革を有効利用し、商品化しようという
 
「LEZZA RESILIENCE PROJECT 展示会」
に行ってきました😊
  
   
展示されている商品は、全て現役大学生が考えた商品❗️
  
発案した学生が、商品開発にあたっての
  
工夫や考え、熱い想いを説明してくれました😊

傷を藍した財布

最初に、見たのは藍染をした革で作った財布。

藍染した財布についた傷は、カッコ良くさえ見えてしまう❗️
  
藍染には抗菌効果もあり、今の時代にはピッタリ‼️

説明してくれた大学生に
「キズが逆にカッコいいね」と伝えたら
「そうなんですよ!友達にも自慢したんですよ」と
嬉しそうに話してくれました。

こちらの製品は、大手の会社と販売契約が決まったそう👏

何度でも使える包装革

革には見えない包装紙ならぬ、包装革😊

キズが分かりにくく、飾りの丸型、
ハート型の加工があり、とても可愛く再利用が可能。
  
紙と違い、破ける心配がないから
風呂敷のように色々な使い方も出来るな~😊と、
見ている私にも、アイデアが浮かんできました❣

アイデアを考えた女性の大学生に、
「風呂敷みたいに使えたらいいね」と伝えたら
「実はそれも考えていたんです」と嬉しいそうに教えてくれました。

猫の爪とぎと革ステッカー

そして、何より斬新なアイデアだ!と思った
猫の爪とぎ💛

使い道がないような本当に小さな端切れを、
桐箱に並べ詰めた、猫の爪とぎ。

実際に猫が爪をとぐか?は実験したことがないそう。

でも、我が家の猫(茶豆)は、
革のソファーでよく爪をとぐ。

ならば、猫は喜ぶのではないか?と私は思ったが、
心配なことが1つあった。

「なめし剤に使われる薬品が、猫の体に悪影響がないのか?」と
聞いてみたけれど、そこもまだ完璧に安全とは言えないらしい。
 
こちらの商品、桐箱を利用しているため
高額で3万円はするという・・・💦

この価格での需要があるか?も気になるところ😅

  
他にも、正方形の革のステッカーがあり、
自分で好きな形にして使うとのこと。

オリジナルクラフトを楽しめる商品として
開発を考えたとのことで、色のバリエーションが増えれば、
クラフト作成をする方に需要がありそう😊

LEDライトカバー

次は、ライトカバー。
キズは生きていた証として、行き場のないD級レザーを
革造りの段階から仕上げたそう。

実際にライトを点けてみると
間接照明の優しい明るさ。

「これを星の形にくり抜いて、天井に星が照らせたらいいね!」と
学生に伝えたら、「そうですね!やってみたいです!」と
言ってもらい、若い学生さんとアイデアの話しも
楽しくすることができました。

今回、行った「LEZZA RESILIENCE PROJECT 展示会」は、
若い大学生ならではの発想にとても感動しました!

何より食肉の副産物の革を無駄なく利用したい!という
大学生と企業の思いが、伝わってくる展示会でした。


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