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まさかのAKAIから新シンセ? 「AKAI MPC KEY 61」

おはようございますこぐまです。

昨晩何気なく楽器情報を見ていたら、見慣れない形のシンセが目にとまりました。

http://akai-pro.jp/mpc-key-61/

なんかちょっとかっこいいし!!
早速スペックを見てみました。
んー!なんかいいな!いいな!

・61鍵盤のセミウェイテッドアフタータッチ付き鍵盤
・25種類のエンジン(インストゥルメント)、6000以上のプリセット音色
・見てわかる通り、16個のカラフルパッド付、その他便利そうな操作子多数
・7インチタッチディスプレイ
・ARM製4コアCPU,4GBメモリ,32GBストレージ
・Wi-Fi,Bluetooth対応
・重量は8.1㎏ サイズは986 x 313 x 96.7 mm
・価格は¥198,000かな?

ほかにもスペックはありますが、気になったのは上記の部分なので、
順に記載していきます。

・61鍵盤のセミウェイテッドアフタータッチ付き鍵盤

これすごいね!ほかのメーカーがこの価格帯と重量でアフタータッチ付きの鍵盤を全然出してこないところにものすごい風穴をあけた気がします!
当然、鍵盤の質や感触は気になりますが、このチャレンジはとてもうれしい!

・25種類のエンジン(インストゥルメント)、6000以上のプリセット音色

25種類のインストゥルメントはピアノ、エレピ、ストリングス、シンセなど
各ジャンルごとに用意され、それが初期から6000音色くらいあるらしいので、まあ音には困らなそうですね。(選ぶのは大変そうですが・・)

・見てわかる通り、16個のカラフルパッド付、その他便利そうな操作子多数

カラフルパッドはベロシティ対応になっているようで、ドラムの強弱の表現もできそうですね! FA-07を持っていた時もこのようなパッドがありましした。私はSTUDIOSET内の複数音色切り替えや、効果音などのポンだしに利用してました。ほかにもホイール式のベンド、モジュレーションコントローラや、リボンコントローラも搭載されていますね!
オクターブシフトやカーソル移動用のボタン、レコーディング関連の各種ボタンも独立して物理ボタンとしてついているのでよさそうですね。(ボタンを徹底排除した「KORG Nautilus」とはすごく対照的ですね)

・7インチタッチディスプレイ

このディスプレイの仕様をよく見てみると、「マルチタッチ」と書いてあります。外国人の方のレビュー動画を見たりすると、画面がかなりサクサク動いている感じがしました。解像度やコントラストも高そうです。

・ARM製4コアCPU,4GBメモリ,32GBストレージ

これもすごいですね!
ハードシンセで4コアCPU搭載しているのって初じゃないですかね・・?
メモリもNautilusより多いですし、エフェクト処理等にも余裕をもって対応できるんですかね。
ストレージは32GBですが、そのうちOSやプリインストールデータで17GBは確保されているようですので、ユーザデータとしては15GBのようです。

・Wi-Fi,Bluetooth対応

システムアップデートがWi-Fi経由でできるのはめちゃくちゃいいですね!
Blutoothは他のMIDIキーボードなんかをつなげるのに、物理ケーブルが不要となるので、これも便利です。

・重量は8.1㎏ サイズは986 x 313 x 96.7 mm

61鍵盤のサイズとしてはやや重めですが、最初に書いた通り、この鍵盤はセミウェイテッドのアフタータッチ付きですので、それを考慮するとむしろ軽い気がします。いずれにせよ10㎏を切っているので持ち運びに苦労することはありません。
横幅が1mを切っていますので、NautilusやFantom-0シリーズの61鍵盤よりも短いですね。そして意外なのが、高さも10㎝切ってるんですね。
横から見た画像を見ると、操作子やディスプレイがある部分はせり上がっているので、もっと高さがあるのかなと思っていましたが、こちらもNautilusやMODXシリーズに比べて低く抑えられているようです。(Famtom-0シリーズよりはほんの少しだけ高さがあるみたい。)

傾斜があるのは操作性がよくなるのでいいですね!
横から見るとベンドホイール部分の内側もブルーにおしゃれされてます(笑)

そもそも・・

失礼ながら私自身、あまりAKAI製品(MPCというもの)をよく知らなくて、これが本当に今まで使ってきたようなシンセと同じように使えるのかどうかははっきりとわかっていないです。
なので、マニュアルをざっと見たくらいの知識しかないのですが、それによると、今回のような「MPC KEY-61」などの「ハードウェア」と、それを制御するOS「MPCソフトウェア」と呼ばれるものがあり、おそらくそれをUI経由で操作して、音色を選び、取り込み、設定したり作曲していくのでしょう。
「MPCソフトウェア」のバージョンは「MPC 2.11 OS」と表現されていましたが現在参照できるマニュアルは「2.10.1」のようです。多分更新されていくのかな?ほかのMPCハードウェア製品と制御ソフトウェアを共有しているという意味で、とても汎用性の高い仕組みだなと思いました。
そして、ソフトウェアアップデートごとにどんどん機能がよくなっていくようなので、将来性にも期待できますね。そのアップデートがWi-Fiでできるというのも素晴らしいです。以前自分が書いた以下の記事に少し近づいてきました(笑)

ほかに気になるところ・・

基本的には、レコーディング、作曲よりも、セットを作ってライブで演奏するという用途で考えた場合、以下の部分が気になります。

・起動時間はどれくらいなのか?
・音色のロード時間はどれくらいなのか?
・プロジェクトの切り替え時間はどれくらいなのか?
・ライブで使う前提で、どれくらいの音色を同時にレイヤースプリットができるのか?(現実的に耐えられるのか?)

あとはMPC独自の考え方(プロジェクト、シーケンス、プログラム、トラック)があるみたいなので、そこは覚えていかないとなのかなと思いました。

というわけで、かなりワクワクしたニュースに出会えました!
あー、実機を触ってレビューしてみたい・・!どこかにないかな?
AKAI様!
ガチでレビューしますので是非実機をレンタルさせてください・・(笑)

以上、読んでくださってありがとうございました!

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