【3分要約・読書メモ】新規事業成功させるPMFの教科書
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今回は「【【3分要約・読書メモ】新規事業成功させるPMFの教科書」についての記事となります。
①PMFとは?
PMF=顧客のニーズを満たす商品で、正しい市場(潜在的な顧客がたくさんいる市場)にいること
PMFがある商品は、商品が顧客に引っ張られるように売れていき、顧客が商品を使え続けたり、口コミをしてほかの顧客を連れてきてくれる。
一方、PMFがない商品は、広告を出稿しても申し込みがなかったり、営業パーソンが必死に売り込みかけても発注をもらうことができず、商品を使った顧客が満足しない。
②新規事業がPMFできずに失敗する理由
顧客をニーズを検証せずに商品をリリースしてしまう
PMF達成に必要ないことに時間を使ってしまう
商品をリリースする前に社内の議論を重ねてしまう
PMFしてないのに営業・マーケティング投資を始めてしまう
などなど
本書には、12個の理由を具体例と一緒に開設されています。思わず頷いてしまう”あるある”な話で、自社に心当たりがある内容が多かったです。ここだけでも、読む価値あります。
③PMF達成の肝となるバリュープロポジション
バリュープロポジションとは、自社が提供できて、競合他社が提供できない、顧客が求める独自価値。
重要なのは、バリュープロポジションの優先順位
顧客が望んでいる価値
自社が提供できる価値
競合が提供できない価値
競合との差別化ばかり目に行くことが多いが、
まず大事なのが、顧客が望んでいる価値を提供できるのか?が重要。
④PMFの引き金になるPMFトリガー
本書では、14社の事例から、PMFを達成する際に契機となったPMFトリガーを7つに分類。
共通点は、顧客に向き合うこと。
タイミングは各々ですが、14社すべてが、顧客に向き合うことで
PMFのきっかけとなるアイディアが生まれていました。
⑤14社から学ぶPMFの実現と事業成長のノウハウ
PMF達成までの過程を手触り感あるストーリーとして14社を紹介しています。実は、後半120ページは、すべて事例紹介です。すべてがプロジェクトX的なドラマがあります。タイミーやサイカなど今話題の会社のPFMに至るまでの道のりは必読です。
事例の中でもサイカ代表取締役CEOの平尾氏の言葉が印象的でした。
他社事例が豊富のため、PMFだけでなく、経営やマーケティング等のヒントになる記述が多い点もお勧めです。
最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。
Twitterもやっているので、もしよかったら覗いてください。
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