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小4息子 廊下の作品

こんにちは。
前回の投稿から1か月もの時間が経過してしまいました。
季節もすっかり変わり、午前中にヨガのレッスンに出かけた時に、あまりの肌寒さに凍えました。(大袈裟な)

さてさて、
先週の土曜日は小4息子の学校公開日でした。

最近は学校に行き渋ることはほぼなくなり、
さらに土曜日となると、ちょっと前までは「土曜日は休みの日だよ!」と主張して、かなりの確率で行き渋るのですが、それも今回はなく、すんなりと登校。
学校公開日に親が観に来るのがうれしいのか、
体育の時間でミニ運動会をやるそうで、自分が参加する競技について、その日の朝に教えてくれたりしました。

私は、学校公開は学校での息子の様子を知る機会となるので、楽しみにしているイベントではありながら、どうしても他の生徒さんと比べてしまう日にもなるので、なんとなく複雑な心境になってしまいます。

2年生の時は、書字障害をもつ息子が、ノートに書くこと自体に相当な時間と労力をかけながら、一生懸命に取り組んでいるところを見て不憫に感じ、家に帰ってから思わず泣いてしまったこともあります。

でも、あれから2年という月日が経過する中で、
他の子と比べてしまったり、息子の特性を不憫に感じたりすることは、
もしかして少なくなっているのかも
しれない、そんなことを今回の学校公開で感じました。

教室の外には、大概子どもたちの作品が貼られていたりしますよね。
今回は、教科書内の詩を白い画用紙に書写して、空白のところには、その詩の情景を色鉛筆で描いたものが貼られていました。
あ、この課題は息子が苦手なやつだ…と思いながら、
右上の端っこから、左下の端っこまで、ひとつひとつ目で追って息子の作品を探しました。
ありませんでした。
なので、もう一度、右上の端っこから目で追ったのですが、2回目確認しても息子の作品はありませんでした

授業の見学中、問題を生徒にやらせている時間に担任の先生が私に近寄ってきて、
「外に貼られている作品ですが、**くん、難しいって言って、やれなかったんです。」
と小声で教えてくれました。

それを言われたときが、もし2年前だったら、
恐らくショックに感じたんじゃないかと思います。
また私が家に帰ってきてから泣いちゃうパターンです。

でも今回は、息子が自分でやらないことを選択していると知り、
それが彼の成長に感じた
んです。
ひとりだけ、自分の作品だけ貼られない、
昔はそれが嫌だから、彼は我慢しながら仕上げていたかもしれません。
でも今は、自分の作品が貼られなくてもいい、
そんな選択を、息子が出来るようになった
んだなと感じています。

同調圧力。
これがなかなかじゃまをして、彼の行動を抑制することがありました。
今でもまだまだあります。
でも、少しづつ、そんなものから解放され、自分の行動を選択できるようになってきている気がします。


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