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和装について学ぶのもいいものだ
こんばんは。
今回のテーマは和装です。
昔の映画を観ると、キレイな着物だなとハッとすることってありますよね。
映画の衣装をもっと楽しむために、和装について知ることもいいかなと思い、本記事を作成。
衣装としての着物、和装から洋装への移り変わり、アンティーク着物の着こなし方がわかる本を紹介していきます。
それではスタート!
甲斐荘楠音の回顧展が開催中
日本画家で映画の衣装デザインも手がけた、甲斐荘楠音(かいのしょう・ただおと)の回顧展が京都国立近代美術館にて開催中です。
展覧会の名前は 「甲斐荘楠音(かいのしょう・ただおと)の全貌―絵画、演劇、映画を越境する個性」。期間は、2月11日(土)~4月9日(日)まで。
日本画はもちろん、衣装も展示されてます。
「雨月物語」(1953年)では、風俗考証を担当し、米アカデミー賞の衣装部門にノミネートされており、映画界でも活躍しました。
「旗本退屈男」シリーズ(1950年~1963年)での豪華な衣装も有名です。
評判も上々な様子。
京都国立近代美術館開館60周年記念「甲斐荘楠音の全貌―絵画、演劇、映画を越境する個性」を観てきました。
— [公式]諏訪敦 Atsushi SUWA (@suwakeitai) February 28, 2023
いや、良かったわ。
余韻もそこそこに、私物がアトリエの何処かにあったなーと思い、楠音の絹本の小品を引っ張り出して、RC壁面に架けてみました。
なんか、底に暗さがあるんだ。 pic.twitter.com/uXYlYDEsO8
ってツラツラ書いてますが、甲斐荘楠音のことはぜんぜん知らなかったです。
1950年代の時代劇はまったく観てないので。これを機に観てみたいなと。60年代の時代劇は20作品も観てないくらいですかね。
時代をまとう女性たちが開催
昭和の女性服の移り変わりを展示する企画展「時代をまとう女性たち」が、昭和館(東京都)で開催されます。
和装から洋装へ移り変わっていく様子がわかる展示。期間は3月11日から5月7日まで。
学びが多そうな展覧会ですね。ただ、情報が少ないので、具体的にどんな雰囲気なのか知りたいところです。
アンティーク着物の着こなし方がわかる本
今回、和装がテーマということで、レトロな着物の着こなしがわかる本を2冊紹介。
▪️ 昭和モダンキモノ: 抒情画に学ぶ着こなし術
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99690645/picture_pc_1d429263819c72cba868a3a88a098fa9.png?width=800)
大正・昭和の美人画をヒントに着物の着こなし方や生地などについても記された本。
「レトロ風」「レトロタッチ」ではないリアルレトロな絵は良いですね。
▪️ アンティーク着物万華鏡: 大正〜昭和の乙女に学ぶ着こなし
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99691283/picture_pc_23c2d9304cfbe78ccb601111468f0c8b.png?width=800)
美人画に描かれたコーディネートをアンティーク着物で再現した本。
同名の企画展を一冊の本にしたものです。
見ているだけで面白いので、ふだん着物を着ない人も本で着物の奥深さに触れてみるのもいいかもしれません。
さいごに
今回は和装をテーマにお届けしました。
✔︎︎︎︎甲斐荘楠音(かいのしょう・ただおと)の回顧展 :2月11日(土)~4月9日(日)@京都国立近代美術館
✔︎︎︎︎ 時代をまとう女性たち:3月11日(土)~5月7日(日)@昭和館
✔︎︎︎︎アンティーク着物の本:❶昭和モダンキモノ❷アンティーク着物万華鏡
それにしても、着物って面白いですよね。ただ、着こなし方を間違えると、着物について知識がある人に指摘されそうですよね。
私もいろいろ知識をつけて、映画の衣装をもっと楽しめるようになりたいものです。
ではまた。
▪️昭和モダンキモノ: 抒情画に学ぶ着こなし術
▪️ アンティーク着物万華鏡: 大正〜昭和の乙女に学ぶ着こなし
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