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サニーデイサービスの新曲「風船讃歌」は、令和時代における青春パンクソングだ。「コドモノヨワネのひとりごと vol.3」


サニーデイサービスの新曲「風船讃歌」は、令和時代における青春パンクソングだ。
そして、昭和、平成、令和の音楽をひとつにまとめたような楽曲でもある。

なぜ、青春パンクと言ったのか。

青春パンクは、ゴーイングステディやカガガSPなどを筆頭に1990年後半〜2000年代前半に巻き起こったムーブメント。
青春パンク全盛期に思春期を過ごした若者は、現在30代〜40代。
その30代〜40代にとって風船讃歌は、令和の青春パンクソングとして、生きるエネルギーを与えてくれる。

青春パンクは、思春期の独特のモヤモヤ、戸惑い、不安などうまく事にはできない感情を代弁したかのような歌詞とキャッチーで激しい曲調が当時の若者に刺さり多くの共感と支持を得た。
そして、サニーデイサービスの風船讃歌は、30代、40代〜以降の人間が抱く、職場や
家庭、未来に対する不満や不安など言葉にできるけどできない、したくない、また、そのような感情に押し潰されそうになっている思いを代弁し優しく寄り添う楽曲。

自分を含め、30代、40代という若者でもなく年寄りでもない中年という年齢は、職場では、ベテランと新人の間に挟まれ中間管理職的なポジションで窮屈な日々を過ごし、私生活では結婚や子供が産まれ、バタバタとした忙しい日常に自分を見失いかけていたり、さまざまな事に疲れいたり希望を見出せなかったりしているのではないか。
そんな人達にとっては刺さる一曲。
刺さりすぎる楽曲かもしれない。

風船讃歌について自分が感じた事などをもっと色々と言いたいけれど、うまくまとめられず、ダラダラと長くなりそうなのでここまでにします。
自分の思っている事を文章としてうまく表現できない自分のボキャブラリーの乏しさに落ち込むが、とりあえず言いたい事は、最高な曲だと言う事です。

まだ、聴いてない人は、是非とも聴いてください。

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