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こども防災協会の活動の目的

日本は世界でも自然災害の多い国として知られています。そのため食料などの備蓄やローリングストックを行ったり避難場所を確認したり、こどもを守るためにできることを考えておられる方も多いことでしょう。またこどもが災害に巻き込まれた後の心のケアについて討論されることもあります。


でも実際、災害にじかに直面した時、こどもたちがどう反応しどう対処するか、そこも前もって学び身につけてほしい。こども防災協会はそんな思いでこの活動を行っています。

こども防災協会の目指す「生きる力を育む防災教育」


災害でこどもさんを亡くされたあるお母さんは言いました。「挨拶しなさい。人に迷惑をかけないようにしなさい。いろいろ教えたけれどいちばん大切な“いのち”をどう守るかは教えなかった。私も知らなかった。そのせいで息子は死んでしまった…」。英語を勉強することも、夢を持つことも、すべては“いのち”の上にあります。


小さい時から誰かを助けるということほど大きなことはできないかもしれません。それでもいざという時生きのびる(72時間)こどもを増やしたい。それが私たちの活動の目的です。

「生きる力を育む防災教育」。いつどこで災害に直面するか分からない中、家族とはぐれてしまうこともあり得ます。そんな時も自分で生き抜く力を身につけてほしい。具体的に「判断」「行動」できる力を育むことをめざしています。

体幹を養う


体幹を育て養うメリットはたくさんあります。例えばけがをしにくくなったり集中力が高まったりバランス感覚が良くなったりします。学習意欲も高まります。

体幹を養うことは運動神経をよくすることだけではないと言えます。それで木登りをしたりかけっこをしたり泳いだり。体幹を養うのによいとされるプログラムをキャンプの日程に組み込んでいます。

見て触って体験する


水の怖さ、火の怖さ、だめと言われていてもどう怖いのかなぜいけないのか、注意されている理由を知っているのと知らないでいるのとでは大きな違いがあります。

それで水の重さや波としてきたときの力の強さ、火の便利さと怖さ、使い方など実験を交えながら勉強していきます。体験を通じて、こどもたちに具体的な想像力を育むきっかけを提供します。

今日の経験がいつか役立つことを願って


一回のキャンプで学べることは少ないかもしれません。それでも災害が起きたときの一助となればうれしく思います。いつどこで起きるか分からない災害に面しても力強く生き抜く力を身につけて大変な状況を乗り越えてほしいと心から願います。


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