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水上の冒険は胸がおどる!カヌーから広がる景色を味わおう

千葉県にある水郷小見川青少年自然の家にやってきました。

今回チャレンジするのは夏に人気のアクティビティ「カヌー」です。
この日は天気にも恵まれ、着いた瞬間から子どもたちのわくわくも止まりません。

さて、カヌーを体験して子どもたちはどんな防災意識が身につくのでしょうか。

とつぜんの災害に備え、体力をつけることも大事なことです。
感受性が豊かな子どもたちは、今日もまたたくさん遊んでたくさん学びます。

どんなときでも一番大切なもの


どんなに大切なものでも「命」の代わりになるものはありません。

災害を経験していない子たちにはすこしむずかしい話ですが、自分の身を守るためには万が一のことを想定した準備が必要です。

今回チャレンジするカヌーは、直接水の中に入るわけではありませんが、転ぷくする危険があるため、かならずライフジャケットを着用します。

ライフジャケットは自分の体型に合ったものを着用します。着用するときは股にベルト(フットレスト)を通し、もし水の中に落ちてしまっても、上からすっぽり抜けてしまわないようにするのがポイントです。

はじめるまえに、危険と向き合うことの大切さを教えてもらいました。

カヌーを運ぶのも責任ある行動


つづいてカヌーを自分たちで運びます。
カヌーは種類によって長さや重さも変わり、2メートル前後のものから5メートル以上のもの、13キロから20キロ以上のものとさまざまです。

まだ体がちいさい子どもたちは協力してカヌーを運びます。

カヌーを運ぶところから自分たちで行うことで、責任感が生まれ、より一層気合が入りました。

緊張の瞬間


子どもたちは、カヌーにちゃんと乗れるかドキドキしながら、ほかの子が乗り込むところを息をのんで見守ります。
乗るときにカヌーが揺れてバランスが崩れないように、施設の方におさえてもらいました。

自分の番がくるまで緊張していた子どもたちも、ちゃんとカヌーに乗ることができ一安心です。

こぎはじめると、水面に映し出された太陽の光がきらきら反射してお出迎えしてくれます。

思っていたよりも全身運動


カヌーはパドルを使って前に進んでいきます。

パドルは背中やうでの筋肉を使って水を前から後ろへかいてこぐものですが、子どもたちにとってはこの作業が思っていた以上に力のいる大仕事。

カヌーのバランスをとるため下半身も踏ん張らなければならず、コンビとの連携も必要です。

なかなか行きたい方向へ進めず、はじめはみんな苦戦しました。

想像していた以上に全身運動で、くじけそうにもなったでしょう。

でも周りのみんなが一生けんめいパドルをこいでる姿に励まされ、無我夢中になっているうちに段々上達していき、自然に笑顔がこぼれるようになりました。

まとめ


今回は人気のアクティビティ・カヌーが、思っていた以上に体力勝負で、そう簡単にかじとりができないことを知りました。

ふだんは陸地で過ごすわたし達ですが、水の重みや、カヌーの性質を知っているだけで、万が一のときにその知識が役に立つかもしれません。

また、災害時に備え、ある程度の体力が必要ということを、子どもたちは体でおぼえたのではないでしょうか。

水面との距離が近く、見たことのない風景が楽しめるのもカヌーの魅力で、一生けんめいこいだあとは、きれいな景色も楽しみました。

こども防災協会では、季節ごとにさまざまなアクティビティを企画しています。
興味のある方は、ぜひお気軽にお問合せください。

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