第6回こどもレストラン・ギリシャ編~演奏レポート~
2017.01.22
第6回こどもレストラン・ギリシャ編が行われました。
こどもレストランには、
~食と音楽の世界旅行~という副題がついているので、
おいしく食事をしたあとは、音楽の時間🎵
ここでは、食後に行われたミニコンサートの様子を中心に、
お伝えしていきます!
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「こどもレストラン〜食と音楽の世界旅行〜」とは?
こどもたちだけで作り上げる、1日限りのレストラン。
お客様は、いつもおいしいごはんを作ってくれる大切な家族。
想いがつまったお料理で、大好きなあの人に
とっておきの「ありがとう」をつたえよう。
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今回の旅先は・・・ギリシャ!!
中でもみなさんが真っ先に思い浮かべるのは、
白と青の景観が印象的なサントリーニ島ではないでしょうか。
この地で風を感じてみたい!!!
上の写真では青色のドーム型の聖堂が大きく写っていますが、
ギリシャの主たる宗教は、キリスト教(ギリシャ正教、正教会)です。
また、キリスト教神学の成立にも大きな影響を与えたギリシャ神話が、古代ギリシャから伝承されています。このギリシャ神話では、多くの神々によるさまざまな愛憎劇が繰り広げられています。
今回は、そんなギリシャ神話を題材にした曲を演奏しました。
それでは早速、演奏曲紹介にいきましょう!!
1. ヘンデル作曲『セメレ』より
『Endless Pleasure』
Jupiter(ジュピター )は、ローマ神話にも「ユーピテル」という読み方で出てくる、最高神であり、最高位の女神であるジュノー(ユーノー)の夫でもあります。
神であるジュピターは、ジュノーという妻がいるにもかかわらず、
人間の娘・セメレと関係を持ってしまいます。
それを知ったジュノーは大激怒し、
「人間の姿をしたジュピターではなく、
本来の神の姿であるジュピターと交わることができたら、
あなたも神になることができるでしょう」
と、セメレをそそのかします。
その言葉を信じたセメレは、
神の姿のジュピターの放つ電光に打たれて命を落としてしまう・・・
この曲ではその後、セメレが天上でジュピターと幸福な時を過ごしている
ということを歌っています。
Endless pleasure, endless love,
果てしない悦び、果てしない愛を
Semele enjoys above!
セメレは天上で愉しむ!
On her bosom Jove reclining,
彼女の胸にジュピターは体を埋め
Useless now his thunder lies;
今や雷鳴の威力もどこへやら。
To her arms his bolts resigning,
彼の稲妻は彼女の腕に
And his lightning to her eyes.
そして雷光は彼女の瞳に身を任す。
引用:https://w.atwiki.jp/oper/pages/784.html
クラシック曲も自分でピアノを弾きながら歌っちゃうゆりねぇさん。
型破りです。
2. ホルスト作曲『惑星』より
第4章『Jupiter (木星)』
この組曲の章には、惑星のタイトルがそれぞれに付けられていますが、
それらは占星術から来ています。
占星術とは、その名の通り、
太陽系内の太陽・月・惑星・小惑星などの天体の位置や動きなどから
占いをすることを指します。
ホルストは、『惑星』を作曲するにあたり
占星術や惑星、神話についても研究をしたそうです。
今回は『惑星』の4章『木星』に、
平原綾香さんが歌詞をつけた『Jupiter』を演奏しました。
当時はさやっちだったのね・・・さささん。
演奏の様子は、こちらからご覧ください。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
こどもレストランについてもっと知りたい方は
下のリンクをご覧ください。
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