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スタッフ紹介 vol.1:ゆりねぇさん

いつも「こどもレストラン」のnoteをご覧いただき、ありがとうございます!

ここでは「こどもレストラン」の運営を支えるスタッフについて、インタビューを行った記事です。


「こどもレストラン」では、お手伝いしていただける方々を大募集しています!
運営に携わってみたい方や、おとなカフェで講師をしてみたい方など興味がありましたら、ご連絡(kodomo.rest@gmail.com)ください! もちろん見学もOK!


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今回は「こどもレストラン」代表兼事務局メンバーであり、演奏家として「音楽パート」の時間も担当する「ゆりねぇさん」です!

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「こどもレストラン」の代表として、全体統括を行うだけでなく、メインプログラムの一つである「音楽パート」の歌い手としても活躍するゆりねぇさん。

「こどもレストラン」立ち上げからこれまでの経緯や、その意義や継続性、こどもたちへの思いなどを語っていただきました。


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こどもたちが生き生きできる空間

——現在、ゆりねぇさんは「こどもレストラン」の代表ですが、もともと「こどもレストラン」はどのように始まったのか教えてください。

ゆりねぇさん:私はシェアハウスに住んでいた時期があるのですが、当時のルームメートから「地域に拓いたシェアハウスにしたい!」と相談を受けて、開催したイベントが「こどもレストラン」なんです。

当初は「このシェアハウスを盛り上げたい!」という気持ちが強かったですね。

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——その取り組みが19回(2020年6月現在)も続き、メンバーも増え、拡大中なわけですが、その魅力とは何なのでしょうか。

ゆりねぇさん:「こどもレストラン」の魅力はたくさんありすぎて、ここでは語り尽くせません(笑)。ぜひ別記事のこどもたちが『シェフ』になる日を読んでみてください!

おうちで親子が料理をしようと思っても、
「時間に余裕がないから難しい」
「好き嫌いが多くて、使う食材が限られる・・・」
といった、ご家族の声を耳にしたことがあります。

「こどもレストラン」では、こどもたちがシェフとして主役になれるので、みんないつも以上の力を発揮します。苦手な食材でも「自分が作った!」となると、自然と食べられるようです。

そんな「こどもたちが生き生きとしているところ」を間近で感じられ、どんどん目を輝かせていく表情を見ていると、私たちまで幸せな気持ちになります。

——こどもたちが活躍できるシーンが、たくさんあるんですね!

ゆりねぇさん:そうですね。「こどもレストラン」では、最後に「シェフ認定式」というのを行っていて、1日を通して立派に成長したこどもシェフたちに「シェフ認定証」と、こどもレストランパスポートに貼る「カントリーシール」をプレゼントしています。

シェフ認定式では、同じグループのスタッフが調理中のエピソードなどを交えながらこどもシェフ1人ずつに手渡しするので、こどもたちの調理の様子を見られなかったご家族の方々からも好評です。本当にスタッフ全員が、丁寧に1人ひとりと関わっていることも魅力の一つだと思います。

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「音楽」×「こども」×「食」の可能性

——調理だけでなく、音楽のパートも担当されていますが、難しさなどを感じる瞬間はあるのでしょうか。

ゆりねぇさん:生演奏では、テーマとなる国の言語で歌われている曲や、その国や地域が舞台のオペラなどジャンルはいろいろですが、毎回こどもも大人も楽しんでもらえるような選曲を考えています。

難しさで言うと、私たちは別の仕事をしながら「こどもレストラン」を運営しているので、時間を作るのが大変なことでしょうか。会場を押さえ、試作を重ね、演奏曲を練習し、参加者やスタッフを集め、当日のスケジュールを立て、シェフ認定証やカントリーシールの準備、食材の買い出しなど・・・。

スタッフそれぞれが、仕事の合間を縫って準備を行うのは大変ですが、その分当日を迎えた時の喜びは、もう!!! だからやめられないんです!「こどもレストラン」!

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——「こどもレストラン」にかける思いがひしひしと伝わってきます。次回で20回目の開催を数えますが、今後の目標などをお聞かせいただけますか。

ゆりねぇさん:実は密かに「こどもレストラン~日本編~」を企んでいます。日本と一括りにしても、全国にはたくさんのおいしい食べ物があります。47都道府県のおいしい物を、こどもシェフたちと一緒に作ることができたら・・・と考えています。実際に、全国に訪れて「地の物」を使って調理できたら、もっといいですね。

他にも「こどもたちのお誕生日会などに呼んでいただき、出張レストランをする」「これまでの演奏した曲を集めて『こどもレストランコンサート』を開く」など「こどもレストラン」は、まだまだ可能性を秘めているなと感じます。


音楽との出会いと、これから

——音楽はもともと好きだったんですか?

ゆりねぇさん:3歳からピアノを始めて、中学時代は合唱に全てを捧げました。全国大会に出場するような学校だったので、毎日夜遅くまで練習していましたね。中学生のころは毎年、全国大会に出場していました。だから、紅白歌合戦が行われる「NHKホール」で歌えたことは、今でもいい思い出です。

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ゆりねぇさん:いまは、放課後児童施設で施設長をしているのですが、それとは別に演奏家としても活動しています。コンサートに出演したり、インスタグラムに演奏動画を投稿したりして歌うことを続けています。基本的に人の前に出るのが好きなんでしょうね。

——「音楽」×「こども」の原点ですね。これから、挑戦していきたいことって何かありますか。

ゆりねぇさん:自宅でレコーディングスタジオとしての環境を整えたいです! 演奏動画を自宅で撮ることが多いので、レコーディング技術を身に付け、SNSでの発信に力を入れていきたいです! もちろん生演奏に敵うものはないですが、いろいろな形で音楽を届けたいと思っています。

食関係で言うと、現在「食生活アドバイザー」という資格を取るために勉強しています。歌うことは体が楽器であることと同じなので、食べる物って大切だなと思っています。「こどもレストラン」を続けていくためにも、食についての知識も深めていきたいです。


他では味わえない体験を提供する

——最後に、未来のこどもシェフたち、ご来店されるお客さま(ご家族の方々)に、メッセージをいただけますか。

ゆりねぇさん:「こどもレストラン」では、他では味わえない体験ができると思っています。ありがたいことに、リピーターのお客さまが多いのも「他では体験できない」と感じてくれているからだと思います。

「こどもレストラン」を愛しているスタッフとともにお待ちしています! ぜひ一度、足を運んでみてください。

——貴重なお話、ありがとうございました。これからも「こどもレストラン」を引っ張っていってください!

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
こどもレストランについてもっと知りたい方は
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