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知っていますか?「社会教育士」のことを

最近、見聞きすることが増えた「社会教育士」
どのような資格でどのようなことを行うのか、調べて思ったことなどを記します。



社会教育士とは?

私たちの街や暮らしの中にある様々な課題。
その課題の解決に向けて、地域に暮らす方々を支えるのが社会教育士です。

社会教育士とは、市民の学びと活動を応援する専門職です。
人づくり・繋がりづくり・地域づくりに中核的な役割を果たしたいとの思いを持ち、講習や単位を取得した人のことを「社会教育士」と呼びます。

社会教育士制度は令和2年度から始まった制度で、社会教育主事講習や大学での養成課程を修了することで「社会教育士」の称号を得ることができます。

 

社会教育士になるには?

社会教育主事講習とは、新たに社会教育主事となりうる資格を得るための講習で、主に社会教育現場での経験がある方を対象にカリキュラムが組まれています。

社会教育士主事講習・受講要件
・大学・短大等を卒業した方
・教員免許を所有している方
・社会教育関係の職に2年以上従事した方
・学校に4年以上勤務した方
などなど。
 

画像:文科省サイトより引用



社会教育士講座の受講について
大学等で社会教育主事の養成に関する単位を取得する他、社会教育士主事講習を受講すれば資格が取得できます。
都道府県が開催する講習の受講料は無料です。(交通費や宿泊費等を除く)

受講申込みは、居住地の都道府県教育委員会が窓口となっています。
詳しい受講手続きについては、社会教育主事講習に係る各都道府県担当課一覧より、お住まいの地域の連絡先へお問い合わせください。

ちなみに、沖縄県の窓口は「沖縄県生涯学習振興課生涯学習推進センター」となっています。


社会教育士主事講習に関する規定は↓


社会教育士に向いている人は?

社会教育士になるための要件についてお伝えしました。
それでは、社会教育士に向いている方はどのような方なのでしょう?

文部科学省のWebサイトを引用します↓

社会教育士に向いている人は、地域に暮らす人々の学びを支援し、地域の課題解決に貢献することに興味を持っている人です。また、地域の人々と協力して、地域の福祉や文化活動などを支援することに関心がある人も向いています。
社会教育士は、地域の人々が自主的に学び、活動するための場を提供したり、地域の課題解決に向けたプログラムを企画・実施したりすることがあります。
社会教育士になるためには、社会教育主事講習等規程で定められた科目等を修了し、国家資格を取得する必要があります。

文部科学省・社会教育士


社会教育士の資格は、実際に地域の学びや課題解決に向けてサポートしていく方が取得すると、活きる資格だと思います。
私も子ども達の教育や地域のサポートに関わっているので、受講しようと検討中です。

以上、社会教育士についてご紹介しました。
資格保有者が増えて、地域や学びの場に良い循環が生まれますように🍀


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