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地域の子育て支援・沖縄県

子育ては、想像以上に大変です。

パートナーがいらっしゃる方でも大変なのに、育児に家事に仕事まで、ワンオペで担っている、ひとり親家庭のお話を伺うとさらに大変だと感じます。

自分だけでがんばらず、地域に頼れることもあるはず。
子育て中の方をサポートする、沖縄の施設や事業についてご紹介します。
 



保健相談センター

お住まいの地域に設置されている保健相談センターでは、健康や子育てに関する情報提供や相談支援を行っています。

・子どもの健康(発育状況や病気など)のアドバイス
・育児学級や離乳食実習などの各種教室の開催
・乳幼児の健診や予防接種など

子どもの発達には個人差がありますが、「月齢・年齢相当のことができていないかも?」など、お子さんの発育に不安を抱える方は、健診以外の日でも保健師・助産師・栄養士などが対応しますので、ひとりで悩みを抱えずどうぞ保健相談センターへご相談ください。


産後ケア事業

沖縄県では産後ケア事業として、産婦や乳児に対して心身のケアや育児サポートを行っています。

出産後、母体の回復もままならないときに行う赤ちゃんのお世話は、楽しみなことも多いですが、負担を感じることもあります。
出産後、家族などから家事や育児などの必要な支援が十分に受けられない母親に、十分な休息をとってもらいながら、赤ちゃんのお世話ができるようサポートするのが、産後ケア事業です。

特に支援が必要な産婦には、出産後も安心して子育てができるよう、助産師などによる訪問支援を行い、助産院や産科医療機関と提携して、通所にデイサービスや宿泊を受け入れる事業もあります。

沖縄県・産後ケアが実施可能な医療機関リスト(沖縄県R4年度) pdf

産後ケアの利用をご希望の方は、地域の保健相談センターや、役所の健康保険課などへご相談ください。


こんにちは赤ちゃん事業

乳児家庭全戸訪問事業とも呼びます。
生後4か月までの乳児のいる家庭を訪問して、赤ちゃんや子育てに相談や育児サービスや相談窓口の紹介、乳幼児健診や予防接種などの情報提供を行う事業です。

赤ちゃんの身長・体重の計測をしたり、母乳やミルクの飲み具合、夜泣きなど、赤ちゃんのことや産後の体調のこと、種類が増えてややこしくなっている予防接種のスケジュールなども相談することができます。


ブックスタート

ブックスタートは、0歳児健診などの機会に、絵本をひらく楽しい「体験」と「絵本」をセットでプレゼントする活動です。
ブックスタートには、母子保健としての役割・子育て支援としての役割・読書支援としての役割・まちづくりとしての役割などがあります。
自治体の保健師・図書館員・市民ボランティアなど、子育てを応援する地域の人と親子をつなぐ事業で、全国で行われています。


児童センター

18歳未満の児童に健全な遊びを与え、その健康を増進し情操を豊かにすることを目的として設置されている、児童福祉法に元ずく児童厚生施設です。
児童センターは地域の児童健全育成の拠点として、重要な役割を担っています。
利用料は無料です。
 

病児・病後児保育(病院のデイケア)

入院するほどではないけれど、病気回復中や病後のお子さんのケアが十分にできないとき、保護者が就労などの理由で見れないとき、病院において保育を行うことができます。

利用料の目安は1日2500前後です。
※所得により利用料免除になる場合があります
※診察料や治療費は別途必要です

病児や病後の、おおむね10歳未満の児童を家庭で看病するのが難しい時、保護者は心苦しいと思いますが、医師や看護師・保育士などが安全に過ごせるようサポートします。
どうぞ安心して病児保育・病後児保育をご利用ください。


繰り返しになりますが、子育ては想像以上に大変です。
みんなやっているからとガマンしすぎず無理をせず、サポートが必要と少しでも感じたときは、どうぞお気軽にご相談ください。




サポートありがとうございます!子どもたちの社会教育に活用させていただきます。