子ども未来プランニング

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【当事者体験談】落ち着けない!ADHDの脳内多動

こんにちは!子ども未来プランニングのH.Tです。 不登校や発達障害、グレーゾーンのお子さんとご家族への支援やサポートを行っている子ども未来プランニングでは、活動を通して当事者の体験談をご紹介しています。 今回は、スタッフでありADHD当事者の私の、とある症状についてお話します。 脳内多動とは?どんな感覚?頭の中が忙しい、うるさい、ザワザワする、集中できない…。 ADHD(注意・欠如多動症)はドーパミンと呼ばれる物質の、前頭葉や線条体での機能障がいが原因だと考えられおり、前

    • 不登校でも高校進学は可能?中学校卒業後の進学実態と具体的な進路選択肢について

      こんにちは!子ども未来プランニングの田口です。 本日は、不登校のお子様をもつご家庭の多くが不安に思われている、「中学校卒業後の進路」について、解説していきたいと思います。 データから見る不登校のその後現在、小学校や中学校に行けていないお子様をもつご家庭の中で、義務教育期間が終わってしまった後、自分の子どもがどのような進路を切り開いていけるのか、不安に思っている保護者の方は多くいらっしゃるのではないでしょうか? 以前の文部科学省の調査では、「不登校だった中学3年生が20歳に

      • 【当事者体験談】早期対処があったなら~二次障害に奪われたもの~

        こんにちは!子ども未来プランニングのH.Tです! 不登校や発達障害、グレーゾーンのお子さんとご家族への支援やサポートを行っている子ども未来プランニングでは、活動を通して当事者の体験談をご紹介しています。 今回は、スタッフでありADHD当事者の私の子ども頃の体験談です。 私がADHD(注意欠如・多動症)と診断されたのは20代前半、社会人になってからでした。 診断が遅れたことにより、長年悩んでいた生きづらさの原因にたどり着けず、33歳の今に至るまで、人生の半分以上を二次障害で苦

        • 不登校児童の「心のエネルギーの5段階」について

          こんにちは!子ども未来プランニングの春名です。 発達障害やグレーゾーンのお子さんへの支援やサポートを行っています。 最近は不登校傾向にあるお子さんのご相談が増えているのですが、不登校状態のお子さんに対してどう関わってあげればいいのか悩まれている保護者様がとても多いです。 今日はお子さんのエネルギー状態の段階を知ることによって、関り方のヒントが見つかればいいなと思い記事を書かせていただきます。 不登校の進行には以下の5段階に分かれているとされています。 子どもによって気持

        【当事者体験談】落ち着けない!ADHDの脳内多動

          【当事者体験談】「起立性調節障害」と不登校、必要なサポートとは

          こんにちは!子ども未来プランニングのH.Tです! 不登校や発達障害、グレーゾーンのお子さんとご家族への支援やサポートを行っている子ども未来プランニングでは、活動を通して当事者の体験談をご紹介しています。 今回は、スタッフでありADHD当事者の私の中学生時代の体験談、それを通じて感じた必要なサポートのついてお伝えします。 はじめに私は中学生で起立性調節障害(OD)を発症し、不登校を経験しました。 聞きなれない病名かもしれませんが、この病気は小学校高学年から中学生で発症すること

          【当事者体験談】「起立性調節障害」と不登校、必要なサポートとは

          子どものうちから身に着けたい「自己実現力」とはなにか?

          こんにちは!子ども未来プランニングの田口です。 今回は「子ども未来プランニング」が大事にしている 子どもの「自己実現力」について詳しく解説していきたいと思います! 「自己実現力」とはなにか自己実現力の概念は、アメリカの心理学者アブラハム・マズロー(Abraham Maslow)によって提唱されました。有名な「マズローの欲求階層説」の中で最上位の階層に位置するのが「自己実現力」です。 自己実現力とは、自分自身の目標や夢を達成するために必要な能力や資質を指します。これは自己

          子どものうちから身に着けたい「自己実現力」とはなにか?

          不登校と発達障害の関係について考える

          こんにちは!子ども未来プランニングの春名です。 発達障害やグレーゾーンのお子さんへの支援やサポートを行っています。 今日は、近年増加傾向にある不登校児童と発達障害との関係について考えたいと思います。 不登校と発達障害には一定の因果関係があるとされていますが、その関係は非常に複雑で多岐にわたります。いくつか要因をまとめてみました。 発達障害の特性による要因 コミュニケーション 自閉スペクトラム症(ASD)などの発達障害があるお子さんは、他人とのコミュニケーションや集団の

          不登校と発達障害の関係について考える