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子どものうちから身に着けたい「自己実現力」とはなにか?

こんにちは!子ども未来プランニングの田口です。

今回は「子ども未来プランニング」が大事にしている
子どもの「自己実現力」について詳しく解説していきたいと思います!


「自己実現力」とはなにか

自己実現力の概念は、アメリカの心理学者アブラハム・マズロー(Abraham Maslow)によって提唱されました。有名な「マズローの欲求階層説」の中で最上位の階層に位置するのが「自己実現力」です。

自己実現力とは、自分自身の目標や夢を達成するために必要な能力や資質を指します。これは自己の潜在能力を最大限に発揮し、自分が望む人生を築くためのプロセスです。
自己実現力には以下のような要素が含まれます。

  1. 目標設定: 自分の価値観や興味に基づいて具体的な目標を設定する能力。

  2. 自己認識: 自分の強みや弱みを理解し、それを活かす方法を見つける能力。

  3. 自己管理: 効果的に時間やリソースを管理し、計画を実行する能力。

  4. モチベーション: 継続的に努力し、困難を克服するための意欲と持久力。

  5. 柔軟性: 変化に適応し、新しい挑戦を受け入れる能力。

  6. 自己成長: 絶えず学び、自己改善を追求する姿勢。


なぜこれからの時代に「自己実現力」が大事なのか

社会は日々刻々と変化してきておりその時代を生きる人たちの価値観も大きく変化してきました。

医者や弁護士、大企業への就職といったようないわゆる「成功ルート」があった昭和の時代や、
個人主義や実力主義的な価値観が台頭し、個人の発信力や影響力を鍛えることが将来の成功につながっていく平成の時代を経て、
令和の時代は、より多様性が認められていく社会だからこそ、誰かと比較したり競争社会を勝ち抜いての成功や達成ではなく、自分独自の価値観を大事した人生を過ごしたいという考え方が広まっていくと考えられます。

そのため、周囲から求められた役割やスキルを追い求めるのではなく、「自らがやりたいと思ったこと(≒自らが望む自分らしい人生)を実現していく力」をつけることが、今後ますます重要になっていくのではないでしょうか。

特性のある子が「自己実現力」を身に着けるために重要なことは?

先ほど自己実現力を構成する6つの要素(スキル)をご紹介しましたが、これらのスキルは子どもから大人になっていく過程で徐々に身についていくものです。
ただし、特性のある子にとっては、成長の中で自然と獲得していくには少し難しいスキルもあるのではないかと思います。

例えば、「自己認識」
興味関心が局所的なため、自分の興味のある分野においては力が発揮できるものの、興味のない分野についてはまったく集中ができず結果が出せない子や、能力自体にも凸凹があり得意不得意がはっきりしている子は、その置かれた環境によってその時その時の他者からの評価が大きく分かれることがあります。そうなってくると自分の強み弱みを客観的に把握することが難しいかもしれません。
また、場合によっては幼いころからその特性がゆえに、成功体験よりも失敗体験ばかりを積んでしまい、自己肯定感が下がってしまうことで自分の強みが分からなくなってしまう子もいると思います。

「自己管理」の能力についても、発達障害のある子の中にはその特性から「実行機能」が弱い子もいるので、それを伸ばすサポートがまずは必要っだったりします。
また自分の感覚に鈍感で、疲れやストレスをためていても気づきづらいという特性がある子についても、せっかく計画を立てても最後まで実行していくことが困難になってしまうということもあるのではないでしょうか。


だからこそ、小さいころから意識的に、家族や周囲の大人が子どものそのような特性を理解したうえで、適切なサポートを行っていくことが重要になります。

「子ども未来プランニング」ができること

私たち「子ども未来プランニング」は特性のある子どもたちが「自己実現力」を身に着けていくために、周りの大人が今からできるサポートを親御様と一緒に考えていく「教育支援1on1サービス」です。

お子様のこれまで育ってきた環境を親御様とともに整理しながら、なかなか親目線だと気づきづらいお子様の強み・弱みや特性を、第三者の視点からフィードバックします。
そしてその子の強みを最大限活かしながら理想の未来を目指すために、これからどんなスキルを身に着けるといいか、どんな環境設定を行っていくべきか、特性があるが故の障壁も考慮しながら、理想的な学校選びや進路設計、計画作成~その実現まで、ご家族を長期的に伴走・フォローいたします。

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