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「サボったほうがうまくいく」……ってことは意外とよくある。

早くもnoteサボった。1か月ぶりの更新。もうちょっと更新できるようにがんばります。

てことで、今日のテーマは、サボり。仕事は「サボったほうがいい」という場合もあったりするので、そのへんのことを軽く書きます。

◆ダンドリが大事なのはわかるけど、サボりたい
◆サボればサボるほど、焦りの気持ちに火がついてくる
◆強制的に「エッセンシャル思考」の状態をつくりだす

では本題に。

◆ダンドリが大事なのはわかるけど、サボりたい

出版、とくに編集者の仕事をしていると、著者・印刷所・製本所・校正者・デザイナー……などなど、関係者の作業のディレクションとスケジューリングが重要なので、仕事のダンドリにはかなり気をつかいます。

さらに、私は編集長という立場で仕事をさせてもらっているので、会社の刊行スケジュールを年間単位で組むのが普通。
つまり、現時点で2019年末までのスケジュールをある程度決めてあるわけで(もちろん、あとでいろいろな事情で変わるものだけど)、必然的に、そこから逆算して「いま何をすべきか」を、常にダンドリで考えるクセがついています。

この仕事スタイルが普通になってくると、恐ろしいことに、1年間が一瞬で過ぎる感覚になります。ホントに一瞬。「あっという間に死ぬな、これ」と思うくらい。
で、こうなると、異常に「サボりたい!」という衝動にかられることが、たまにあります。そして「でも、サボっちゃいけない!」と、もう1人の自分と闘うわけです。

でも、私は基本的には「ときにはサボったほうがいい」と思っている派です。

◆サボればサボるほど、焦りの気持ちに火がついてくる

自分でいうのもなんですが、私はわりと仕事が早く、ダンドリもうまいほうだと思っています。毎月2~3点とか本づくりをしながら、ほかの仕事もいろいろとやっているので、超速でサバいていかなければ終わらないからです。
でも、たまに完全にスイッチオフになることがあります。それはもう抜け殻のごとく。

むかし、新卒で入ったIT企業で、先輩の社員にこう言われたことがあります。

「思いっきりサボってみるといいよ。サボればサボるほど、だんだん焦ってきて、嫌でもがんばるようになるから」

逆説的な教えでしたが、これにはけっこう救われました。これ以降、あえてサボることを意識するようになりました。

◆強制的に「エッセンシャル思考」の状態をつくりだす

グレッグ・マキューンの名著『エッセンシャル思考』で、たしか90点ルールというものが言われていましたよね(記憶が若干あいまい……名称違っていたらごめんなさい)。上位10%のものだけを選べ……みたいな話だったと思います。

何が言いたいかというと、サボることで、強制的にこの「エッセンシャル思考」の状態をつくりだすイメージが、意外と大事だなと思うわけです。

よく学校の夏休みの宿題で、休みの最終日にたまっていた宿題を一気に片付けたりしませんでしたか? かなり量が残っていても、不思議と最終日1日で片付きましたよね?

これと一緒で、サボればサボるほどお尻に火がついて、上位10%のやることだけに集中してパフォーマンスが発揮されるってこと、あると思うんです。

それはもちろん、すべてが予定していたダンドリの通りに進むのが一番いいですが、そんな超人には多くの人がなれないでしょう。もちろん私もそうです。

あなたも、たまには思いっきりサボってみませんか?


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