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悲しみの世界へようこそ

悲しみの世界へようこそ

僕はこの話しを聞いて
衝撃を受けました。

というか救われました。

自分の人生に生きづらさを感じている人
人生に迷っている人には
特に感じるものがあると思います。

見ている世界が違った


"もし人に個性があるならば目に入る色もちがうはずなんで"

"僕に見えたキレイな花もキミにはみにくい人食い花って"

これは中学生の時にDragon Ashというバンドの「Invitation」という曲で
聴いてずーっと耳に残っているフレーズです。

当時はこの言葉の意味というか深さにはあんまりピンときていなかったんです。

例えば家族や友人などの身近な人とあまりにも価値観が違うことってありませんか?

なんでわからないの?

ってぐらい

それはあなたとその人では見えている世界が全く違うからかもしれません。

漫画のHUNTER×HUNTERでも

"その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ"

というシーンがありましたが

これも同じことを言っているように思います。

痛みばかりが目にうつる世界


「世界は自分の鏡」

と言われることがありますが
今どんな世界が見えていますか?

僕は昔から
どうしても負の部分に目がいってしまうタイプでした。

だからロックやヒップホップなど
反社会的な言葉を歌にするアーティストに惹かれ
そういった曲ばかりを聴くようになっていきました。

いわゆるJ-POP的な曲が聴けなかったんですね。

でも友人は楽しそうにそんな僕が苦手な曲を
隣で楽しそうに聴いてカラオケで物真似をしながら歌っていました。

僕は当時、
なんでこんなクソみたいな曲がいいんだろう?
何もわかってねーな!
もっとこの世界をよく見てみろよ!
って思っていました。笑

今思うと

自己開示ができて明るく前向きな曲が好きな友人

自己開示が出来ず暗くて重い、過激な曲が好きな自分

どちらが幸せな人生を生きているか一目瞭然ですね。笑


知った上で何をするか


僕はある時、友人たちは決してこの世界の負の部分が見えていないわけではないことに気付きました。

僕の場合、それが見えたから、知ったからと
外の世界のせいにして
殻に閉じこもり拗ねてしまっていただけだったんですね。

友人たちはそれでも明るい世界を選択する強さを持っていたようです。

僕は自分が勝手にドロップアウトしていたことに気付いてから

もっと世界を、自分を受け入れていこうと思うようになりました。


でもやっぱり簡単じゃなくて今でもできないことがあります。

殻に閉じこもり拗ねてきた時間が長い分、時間はかかるのかもしれません。

悲しみの世界へようこそ


どうしようもなく自分の暗い部分に襲われてしまっていた時に

"こちらの世界へようこそ"


と僕の尊敬する方がおっしゃっていました。

文字だけ見るとただのひねくれに見えるかもしれませんが、

本当の意味は

それだけ多くの物を見てきたり感じてきたり

この世界の負の部分に気付くことができたから

こちらの世界・・・

悲しみの世界へ

くることができたということでした。


全ての人が悲しみの世界へこれるわけではないということもおっしゃっていました。

順風満帆で普通に何事もなく人生を過ごせる人達はやっぱりいて

そうした人達では決して気付けない部分がこちらの世界にはあるそうです。

悲しみを知ってこちらの世界にこれる方が人生は素晴らしい

とおっしゃっていたんですね。

僕はそんな考え方を持つことできていなかったので
頭をハンマーで叩かれたような衝撃と共に

これまでのあなたの人生は無駄じゃない

あなたにしかできないことがある


と温かく包み込まれているようで涙が溢れてきてしまいました。


僕は順風満帆に見える人達がずーっと羨ましかったし
そちら側に行きたいけど行けない自分がとても嫌でした。

でもそれこそ間違っていたんですね。。

僕には僕だけの神様から授かった道があって
乗り越えていかなくてはいけない道があるようです。


今日も素晴らしい"こちらの世界"で魂を磨きます。

ありがとうございました。

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