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娘夫婦が心配なOさんに猫のおばさんは

子どもをつくらない娘夫婦が心配で仕方ないOさんからのご相談に猫のおばさんはこんな風に。。。

 相談して来られたのは、「結婚された娘さん夫婦が子どもを作る気がないように見える」ということで、心配されている70代のお母様です。

 お母様は「結婚すれば子どもを作るのがあたりまえ。それが幸せな家族のかたち」と、こころから信じておられるようです。同じく70代の私の知人にも、結婚したカップルに出会うたびに、ニコニコしながら『お子さんはまだ? そろそろ?』と、身内でもないのに熱心に尋ねる人がいます。私は『尋ねられたくない人もいるから、やめたほうが…』と諭すのですが、彼女には通じないようです。
 時代は変わり、最近では、地球の未来、環境問題、社会情勢、経済状況、心理的な問題、自分の望む生き方などを深く考え、「子どもを作らない」という選択をされるカップルも多くなっています。また、欲しくても子どもが出来なくて悩んでいるカップルも、たくさんおられることでしょう。

 お母様にとって、娘さん夫婦の意向がはっきりしないのは、さぞ苛立たしいこととお察しいたします。もし娘さん夫婦が、何らかの理由で子どもを作らない決心をしているとわかれば、お母様はきっと、全力で、その考えを改めるように説得しようとされるでしょう。また、欲しくても子どもが出来ない事情があると知れば、全力で医療機関めぐりなどを勧められることでしょう。
 「夫婦には子どもがいるほうが幸せ」というお母様の信念は絶対的なものでしょうから、どちらの場合も、お母様の努力には迫力があることでしょう。その迫力は、娘さんたちにとっては重圧となって、「しんどいなあ。もうお母さんとは関わりたくない!」ということにもなりかねません。そうなると、お母様は、きっと寂しくなってしまわれるのはないでしょうか?

 お母様には納得できないことかもしれませんが、オトナになった娘さんは、お母様とは別の人格なのです。別の人格である以上、『あんたを産んで育てたのは、お母さん、わたしなのよ』と言ったところで、思いどおりに動かすことは出来ないのが、現実なのです。

 もし私がお母様の立場なら、
「                             」という 手紙かメールを送ります。

次号につづく

さて、猫のおばさんの手紙文がとても気になりますね。

さぁ 読者の皆さんだったら、どんな手紙かメールを送りますか?
そして
もしOさんの娘さんだったなら、お母さんにどうあってほしいでしょうね?


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