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【エシカルを始めたキッカケ】今の私たちにできること

「月給5,000円、一日14時間働いてください」
と言われたら、みなさんはどう思いますか?

私はもちろん「絶対にいやだ!」と反対したくなりますが、海外では、実際この条件下で働く方々がいます。

今回は、私がエシカルな価値観で行動するきっかけになったお話をさせてください。

エシカルについて考え始めたきっかけは「ラナプラザ崩落事故」

エシカルについて考えるきっかけとなった、『はじめてのエシカル』という本があります。
その本にあった、「ラナプラザ崩落事故」がトリガーとなって、行動を変えようと思いました。

ラナプラザ崩落事故とは、2013年4月24日にバングラディシュで起こったビル崩落事故のことです。

縫製工場のある8階建てのビルが崩れ、1,130名以上の尊い命が失われました。
その多くは、工場で働く若い女性だったとのこと。

ラナプラザはもともと5階建てだったそうですが、8階まで違法増築されていました。
事故の当日、ビルに大きな亀裂が発見されたため「使用しないように」と警告されていたとのことですが、それでも出社せざるを得なかった状態だったそうです。

出社せざるを得なかった理由のひとつは、出社を拒んだら賃金をもらえず、職を失う可能性があったから。

受け取っていた給料は日本円で月給5,000円ほどで、昼夜問わず14時間に及ぶ労働をおこなっていたそうです。

※参考:『はじめてのエシカル』末吉里花著


1人が100するより、100人が日々の生活で“1”からやること

ラナプラザ崩落事故の話を知ったとき、本当に心が痛みました。
同時に「でも、何をしたら良いのだろう…」と困ったのも事実です。

そのとき、私の友人に言われたのが、

「1人が頑張って100するよりも、100人が日々の生活の中で少しずつ意識して行動することが大事」

という言葉です。

例えば、
・SDGsに貢献している企業の商品を選んで購入する
・環境に配慮された商品・サービスを選択する
・フェアトレードの商品を購入する
・普段買っている野菜やお肉を国産のものに変える
など、日々のちょっとした行動を変えることもエシカルな活動につながります。

※参考:エシカルとは?〜エシカル消費の押さえておきたい4つのポイント!〜

「エシカルってこんな身近にあるんだ!」
と知ってからは、日々の生活の中で少しずつ気をつけるようにしました。

『はじめてのエシカル』にも書かれていましたが、大切なのは「無理はせず、毎日楽しみながら継続すること」です。

「これならできそう!」と思ったものがあれば、ぜひ一度試してみてください^^

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