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道東×IoTクラウドハッカソン 序章

2018年4月28日、29日、北海道釧路にて初のハッカソンを無事に終えることができました。
参加者は実際にチームとなりハックしたのは46名。運営、見学含め総勢約60名がこのイベントに関わり、色々なフィードバックも頂き、大変有意義なものになりました。
イベントブログは鮮度が命と言うのに考えてなかなか書けなかったところもあり、主催として今後についての展開を含め、運営振り返りとして書いていこうと思います。
かなり長いので何回かに分けて備忘録にしたいと思います。今後誰かのお役に立てば幸いです。

開催報告はwebメディア「キタゴエ」にて

「道東×IoTクラウドハッカソン」と題し、釧路市民が自慢したくなるサービス!として、観光だけにとらわれず、幅広くアイディアを出してもらう内容にし、チーム編成は46人8チームとなりました。
その詳細については、弊社(Hokkaido Design Code)のライターでもあるこちゆうが取材し、今回北海道のITメディアである「キタゴエ」にて取り上げて頂いておりますので、こちらからご覧ください。(今後、複数回に分けて記事がUPされていきます)
キタゴエ:釧路初ハッカソン!道東×IoTハッカソン2018 IoTで観光課題を解決する!に行ってきた〜前編〜[フィールドワーク]

先輩たちからのアドバイス

前回のアイディアソンから引き続きウフル八子さんにご協力頂き、東北海道IoTハッカソン実行委員会として準備してきました。
前回のアイディアソンはこちら

ハッカソンについてのノウハウは、ウフルさんが長野県伊那市ですすでに協賛し開催されている「LoRaWANハッカソン」をベースに、主催の方に質問しながら組み立てを考えました。
LoRaWANとは最近注目されている「LPWA(ローパワーワイドエリア)」と言ったIoTの普及と共に少ない電力で広いエリアをカバーする無線通信の一つで、釧路などはその活用に期待されています。もともと釧路市はIoT推進ラボがありLoRaWANの実証実験を計画していたことや、LoRaWANの機材があるという事を実行委である中島さんからも言われており、これを使ったアイディアを出し、実際のデータの収集、分析、活用までを競うハッカソンをやりたいと考えてました。
伊那市では過去開催で出た「くくりわな」のアイディアが商用として現在進行中だそうです。
伊那ハッカソン

さて最初に私がぶつかった壁です。

・LoRaWANに関しての知識がまるでない。・機材手配が何をしていいか分からない。・LoRaWANを扱える技術者が釧路にいるだろうか。・道外からも技術者を呼べるだろうか。

上記の2つは、時間もなかった事もあり、本音で助けを求めました!
AWSの小梁川さんやソラコム松下さん、そして、エコモットの入澤さんにはこんな不躾なお願いまで。

本当に図々しいお願いでしたが、こんな言葉を頂き、ご協力頂き、大変励まされました。

他にもアイディアソンの時からご協力頂いているクリプトンフューチャーメディアの伊藤社長からは

** 「1回目はたいがい失敗しますから、思い切ってやればいいんです」**

地元の大きなバックアップでもあるサンエスマネジメントシステムスの宮田社長からも

** 四宮さんの活動は全面バックアップするからなんでも言ってください!

こうして、沢山の方に励まされながら、不安な気持ちを奮い立たせ、企画を進めました。

開催する目的

まず、どんなハッカソンにしたいか、これを決めるまでがとても悩みました。この1回だけではなく、継続してハッカソンがもたらす意味を考え、私たちがやりたい釧路でのハッカソンのビジョンを描きました。

私たちは、釧路でハッカソンをやることで、色々な気づきや学び、そして市民が共創して釧路をより良い街に変えていくことをデザインしたい!
そう考えました。
これらを実現するには、自分たちだけの力や想いだけでは成り立ちません。
どうやって皆さんを巻き込み、開催していくか、そしてハッカソンという性質上しっかりと「ものづくり」まで持っていくことができるのか、悩みながら時間は過ぎていきました。

この続きは、開催準備編で書きましたのでそちらもお読みください。


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