高知新聞社

1904年創刊。自由民権の地から、県民のためにニュースを報道し続けています。

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マガジン

  • 1985年センバツ伊野商V 紙面で振り返る「高知の高校野球」

    高知県の球児たちが彩ってきた高校野球の名勝負、名シーン。当時の高知新聞紙面を使って熱く振り返ります。今回はエース渡辺智男投手が豪腕を発揮して優勝した1985年の伊野商業高校編です。

  • 1964年高知初優勝 紙面で振り返る「高知の高校野球」

    高知県の球児たちが彩ってきた高校野球の名勝負、名シーン。当時の高知新聞紙面を使って熱く振り返ります。今回は死球で主力が相次いで離脱しながら、優勝を果たした1964年の高知高校編です。

  • 1975年高知センバツ初V 紙面で振り返る「高知の高校野球」

    高知県の球児たちが彩ってきた高校野球の名勝負、名シーン。当時の高知新聞紙面を使って熱く振り返ります。今回は高知高校が決勝で東海大相模を破った1975年センバツです。

  • 追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第三部 規制

    近年、採捕量の激減から取引価格が高騰するニホンウナギの稚魚、シラス。「白いダイヤ」と呼ばれ、人々の欲望を引き付ける。全国的に密漁や闇取引が横行する中、仁淀川や四万十川という全国屈指の好漁場を抱え、「日本で1番採れる」という高知から、謎の多いシラス漁と流通の実態に迫る。2021年度日本新聞協会賞受賞。(高知新聞取材班)

  • 追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第二部 流通

    近年、採捕量の激減から取引価格が高騰するニホンウナギの稚魚、シラス。「白いダイヤ」と呼ばれ、人々の欲望を引き付ける。全国的に密漁や闇取引が横行する中、仁淀川や四万十川という全国屈指の好漁場を抱え、「日本で1番採れる」という高知から、謎の多いシラス漁と流通の実態に迫る。2021年度日本新聞協会賞受賞。(高知新聞取材班)

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追跡・白いダイヤ~高知の現場から~シラスウナギの光と闇

【第一部第1話 無料公開中】「闇ルートで県外に流せば、1キロ400万円の時も」…。近年、採捕量の激減から取引価格が高騰するニホンウナギの稚魚、シラス。「白いダイヤ」と呼ばれ、人々の欲望を引き付ける。全国的に密漁や闇取引が横行する中、仁淀川や四万十川という全国屈指の好漁場を抱え、「日本で1番採れる」という高知から、謎の多いシラス漁と流通の実態に迫る。(高知新聞取材班) 高知新聞紙上で今年1月から全3部にわたって連載し、10月6日に「2021年日本新聞協会賞」受賞が決まった【追

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    • 森木大智、阪神入団までの道~高知新聞紙面で振り返る

       中学時代に軟式野球で150キロの速球を投げた逸材は、プロ初登板でも大器の片りんを見せた…。阪神タイガース期待のルーキー、森木大智投手=高知高校出身=が2022年8月28日、プロ初登板、初先発を果たした。打線の援護がなく6回3失点で初黒星となったが、五回までは1安打、無失点の堂々デビュー。今後の期待を膨らませる力投だった。次回登板での初勝利を願いつつ、中学時代からプロ入りまでの歩みを地元紙・高知新聞の紙面で振り返る。(以下、敬称略) 150キロにどよめき 同校系列の高知中学

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      • 30年目の真実…松井5敬遠を高知新聞はどう伝えたか 1992年夏・明徳対星稜~紙面で振り返る「高知の高校野球」

         純白。全力。正々堂々。そんなフレーズが浮かんでくるのが高校野球だが、その在り方を巡って激しい議論が湧き起こった一戦があった。1992(平成4)年夏の甲子園2回戦、明徳義塾高校(高知)対星稜高校(石川)。のちにプロ野球の巨人、メジャーリーグのヤンキースで4番を張る強打者・松井秀喜をどう封じるか。明徳の監督・馬淵史郎とその愛弟子たちが採った戦略は「敬遠」だった。しかも徹底的な…。その結果、罵声が飛び、メガホンが投げ込まれて試合は中断。明徳は見事に逃げ切ったのだが、当事者たちの思

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        • 伊野商、帝京下し優勝!1985年春(下)紙面で振り返る「高知の高校野球」

           あの清原和博を3三振させた男が優勝投手に! 1985(昭和60)年春の選抜高校野球大会。PL学園高校(大阪)の主砲を黙らせた伊野商業高校(高知)の豪腕、渡辺智男がチームを頂点へと導いた。決勝の相手は帝京高校(東京)だったが、渡辺ら伊野商ナインは決して名前負けなどしなかった。同大会で初出場初優勝の快挙を、当時の高知新聞紙面で振り返る(敬称略)。  伊野商は1回戦で東海大浦安高校(千葉)、2回戦で鹿児島商工高校(鹿児島、現・樟南)を下す。準々決勝、西条高校(愛媛)との四国勢対

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        追跡・白いダイヤ~高知の現場から~シラスウナギの光と闇

        • 森木大智、阪神入団までの道~高知新聞紙面で振り返る

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        • 30年目の真実…松井5敬遠を高知新聞はどう伝えたか 1992年夏・明徳対星稜~紙面で振り返る「高知の高校野球」

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        • 伊野商、帝京下し優勝!1985年春(下)紙面で振り返る「高知の高校野球」

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        • 1985年センバツ伊野商V 紙面で振り返る「高知の高校野球」
          3本
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        • 1964年高知初優勝 紙面で振り返る「高知の高校野球」
          3本
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        • 1975年高知センバツ初V 紙面で振り返る「高知の高校野球」
          3本
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        • 追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第三部 規制
          13本
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        • 追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第二部 流通
          13本
          ¥500
        • 追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第一部 採捕
          16本
          ¥500

        記事

          伊野商・渡辺智男にPL・清原和博3三振! 1985年春(中)紙面で振り返る「高知の高校野球」

           あの清原和博が3三振…。のちに甲子園通算13発を記録するPL学園高校(大阪)の主砲を黙らせた豪腕がいた。伊野商業高校(高知)のエース、渡辺智男だ。1985(昭和60)年の選抜高校野球大会・準決勝第1試合は大方の予想を覆し、4大会連続の決勝進出を目指したPLを、センバツ初出場の伊野商が破った。歴史的勝利を当時の高知新聞紙面で振り返る(敬称略)。  センバツに初出場した伊野商は1回戦で東海大浦安高校(千葉)を圧倒。渡辺が初回に先制2ランをお見舞いした。2回戦は鹿児島商工高校(

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          伊野商・渡辺智男にPL・清原和博3三振! 1985年春(中)紙面で振り返る「高知の高校野球」

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          初陣・伊野商が快進撃!1985年春(上)紙面で振り返る「高知の高校野球」

           1985(昭和60)年春の選抜高校野球大会。高知県代表の伊野商業高校は準決勝でPL学園高校(大阪)を撃破。伊野商のエース、渡辺智男はPLの強打者・清原和博を3三振と封じた。決勝で帝京高校(東京)を倒し、初出場初優勝を成し遂げた伊野商のセンバツ序盤の快進撃を、当時の高知新聞で振り返る(敬称略)。 いきなり先制パンチ  握り拳を振り上げながら、一塁ベースを回る眼鏡の青年。85年センバツで主役となる伊野商のエース、渡辺だ。準決勝で清原を封じたことから「投」のイメージが強いが、

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          初陣・伊野商が快進撃!1985年春(上)紙面で振り返る「高知の高校野球」

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          県民は狂喜乱舞…高知、飛車角抜きの優勝 1964年夏(下)紙面で振り返る「高知の高校野球」

           今春センバツに出場の高知高校は1964(昭和39)年夏、エース・四番とキャプテンの2人を死球で欠きながら甲子園を制した。将棋になぞらえ「飛車角抜きの優勝」と呼ばれた快進撃。地元紙の高知新聞は、決勝と地元がい旋時も熱く伝えた。(敬称略) 堂々「初優勝」の見出し 1964年8月18日に行われた決勝で高知は早鞆(西中国)に勝利。当日の夕刊1面に堂々「高知、輝く初優勝」と見出しが躍る。またも光内数喜が好投、今度は完封だ。写真が若干不鮮明に見えるのは、高知放送テレビの画像を使ってい

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          県民は狂喜乱舞…高知、飛車角抜きの優勝 1964年夏(下)紙面で振り返る「高知の高校野球」

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          主将も死球で戦線離脱…高知、飛車角抜きの優勝 1964年夏(中)紙面で振り返る「高知の高校野球」

           今春センバツに出場の高知高校は1964(昭和39年)夏、エース・四番とキャプテンの2人を死球で欠きながら甲子園を制した。将棋になぞらえ「飛車角抜きの優勝」と呼ばれた快進撃を、地元紙の高知新聞はどう伝えたのか。当時の紙面をたどってみる。(敬称略) 鉄人と対戦、そしてまたも頭に…  初戦で秋田工業を、次戦で花巻商業を破った高知高校。エース・四番の有藤通世とキャプテン三野幸宏の2人は戦線離脱していた。8月16日に行われた準々決勝の相手は、平安(京滋)だった。今でも平安は「名門」

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          主将も死球で戦線離脱…高知、飛車角抜きの優勝 1964年夏(中)紙面で振り返る「高知の高校野球」

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          4番有藤が顔面死球で離脱…高知、飛車角抜きの優勝 1964年夏(上)紙面で振り返る「高知の高校野球」

           今春センバツに出場の高知高校はかつて、「エースで四番」が初戦の死球で、「キャプテン」も次戦の死球で戦線を離脱しながら夏の甲子園を制したことがある。最初の東京五輪が開催された1964(昭和39年)のことだ。主力を欠きながらの快挙は、将棋になぞらえ「飛車角抜きの優勝」と呼ばれた。土佐路に初めて深紅の大優勝旗をもたらしたドラマチックな快進撃を、地元紙の高知新聞はどう伝えたのか。当時の紙面をたどってみる。(敬称略) アクシデントは突然に  この年の高知高校、投打の柱は有藤通世。

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          4番有藤が顔面死球で離脱…高知、飛車角抜きの優勝 1964年夏(上)紙面で振り返る「高知の高校野球」

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          杉村繁が殊勲打!高知、東海大相模破り初V 1975年春(下)紙面で振り返る「高知の高校野球」

           3月開幕の選抜高校野球大会。中四国地区から選出された高知高校のセンバツ初優勝(1975年)を、当時の高知新聞紙面で振り返る。高知は決勝で、その年ヤクルトにドラフト1位指名される杉村繁が値千金の勝ち越し打。強打者・原辰徳を擁する東海大相模(神奈川)との大熱戦を制した。大熱狂の県民が、高知ナインを待ち受けていた。(敬称略)

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          杉村繁が殊勲打!高知、東海大相模破り初V 1975年春(下)紙面で振り返る「高知の高校野球」

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          こんな感激見たことない…高知、東海大相模破り初V 1975年春(中)紙面で振り返る「高知の高校野球」

           3月開幕の選抜高校野球大会。中四国地区から選出された高知高校のセンバツ初優勝(1975年)を、当時の高知新聞紙面で振り返る。高知の主力は、その年ヤクルトにドラフト1位で指名される杉村繁。決勝の相手は、のちに巨人の4番・原辰徳擁する東海大相模(神奈川)。延長にもつれる大熱戦だった。(敬称略) 勝ち越し前、あわやサヨナラ負け  決勝戦翌日の4月7日付運動面のメイン写真は13回、5-5の均衡を破った杉村の三塁打だ。バットを振り抜く杉村のすぐ近くに白球が写っている。まさに打った直

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          こんな感激見たことない…高知、東海大相模破り初V 1975年春(中)紙面で振り返る「高知の高校野球」

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          杉村、原、死闘は延長13回…高知、東海大相模破り初V 1975年春(上)紙面で振り返る「高知の高校野球」

           3月開幕の選抜高校野球大会。高知県からは、2021年秋の四国大会を制した高知高校が中四国地区から選出された。高知高校は1975年のセンバツで優勝。その年、ヤクルトにドラフト1位で指名される杉村繁が主力だった。決勝の相手は、のちに巨人の4番・原辰徳を擁する東海大相模(神奈川)。延長13回に及ぶ激闘だった。あれからおよそ半世紀たつが、杉村はヤクルトのコーチとして、原は巨人監督としていまなおグラウンドに立つ。高校時代、屈指のスラッガーとして「西の杉村、東の原」とも称された2人が相

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          杉村、原、死闘は延長13回…高知、東海大相模破り初V 1975年春(上)紙面で振り返る「高知の高校野球」

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          追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第一部 採捕(1)シラスウナギの光と闇

          人々の欲望引き付け シラス漁の解禁日。四万十川河口に集魚灯の光がきらめいた(昨年12月7日夕、四万十市名鹿から撮影)  昨年12月7日の日没直後。高知県四万十市名鹿(なしし)の高台に上ると、目の前に幻想的な光景が広がっていた。  四万十川の河口に散らばる100隻以上の小型船。それぞれが集魚灯の光をきらめかせ、暗い水面を黄緑色に照らしている。この日はニホンウナギの稚魚、シラスウナギの漁の解禁日だ。  風は冷たいが緩く、かすかな波音が耳に届く。船が放つホタルのような光は、

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          追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第一部 採捕(1)シラスウナギの光と闇

          追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第一部 採捕(2)許可はおいしい権利

           「あっ、こら!」  昨年12月上旬。四万十川河口の真っ暗な岸壁で、近所の大工、石川明男さん(63)が小さく声を上げた。

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          追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第一部 採捕(2)許可はおいしい権利

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          追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第一部 採捕(3)採るもんは、静か

           昨年12月中旬。記者が四万十川河口に着いたのは日付が変わる直前だった。  車の外は気温1度。真っ暗な土手を越え、未舗装の道を恐る恐る進む。ヘッドライトが照らし出した河原に、軽トラックやバンが止まっていた。

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          追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第一部 採捕(3)採るもんは、静か

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          追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第一部 採捕(4)紅白ら見ゆう場合か

           新型コロナウイルスに振り回された昨年、最後の夕日が沈んだ。大みそかの仁淀川河口。砂浜に四輪駆動車や軽四が次々と乗り入れ、両岸に並ぶ青いビニールテントに明かりが灯(とも)った。100人以上はいる。  「シラス漁師に、正月もクリスマスもないきよ」

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          追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第一部 採捕(4)紅白ら見ゆう場合か

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