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ウォーキングから始めよう!【ゆっくり歩くことで高血圧を改善する】(2−18)

「高血圧は放置できない。放置すれば命に関わる病気になってしまう」
という認識が一般的だろう。

最近の研究で、高血圧の人は脳が萎縮しやすい傾向があると分かってきた。

特定健診における受診勧奨と判定する基準(高血圧の判定基準)が、現在の「収縮期140/拡張期90」から「収縮期160/拡張期100」へと、2024年4月から変更された。

結論:専門医のアドバイスが必要だが、ゆっくり歩き続けることで、高血圧の症状は改善される可能性が高い


高血圧放置のリスク

高血圧を放置すると、以下の病気のリスクが高まる。

  1. 脳血管障害・脳卒中

    • 高血圧が続くと血管がもろくなり、脳に酸素や栄養が十分に供給されず、脳に障害が出ることがある

    • 脳梗塞や脳出血などが発症リスクが高まる

  2. 心疾患

    • 高血圧によって心臓の壁が厚くなる心肥大や冠動脈心疾患が起こりやすくなる

    • これにより不整脈、心不全、狭心症、心筋梗塞などのリスクが高まる

  3. 腎不全

    • 高血圧が腎臓の濾過機能を低下させ、腎障害を合併しやすくなる

    • 腎不全に移行する可能性も高まる

  4. 高血圧性網膜症:

    • 眼底検査で見られる網膜の出血や白い斑点が高血圧性網膜症

    • 放置すると視力が落ちるケースもある

もちろん、これだけではないので、
「高血圧は放置しないほうがいい」
と感じていただければと思う。

高血圧の人も歩くといい

高血圧症の改善には、適度な運動と食事療法が効果的だ。

適度な運動として、歩き続けることが最も良いとされている。

歩き続けるというのは、何時間も歩くという意味ではなく、少しづつでも毎日継続的に歩くということだ。

診察を受けてアドバイスする医師も同様のアドバイスをすると思うが、高血圧症の人はゆっくり歩くことが大切だ。

しっかり歩きより、気晴らし散歩にとどめる。
運動する意識で息を切らすようなことのないよう注意したい。

意識的にゆっくり歩き、深呼吸をして酸素を血中にたくさん取り込もう。
少しづつ体質を改善して、高血圧症から脱皮することを目指すべきだ。

まとめ

高血圧は脳の萎縮の原因ともなる。

加齢によって脳が萎縮する危険に加えて、高血圧が追い討ちをかける。

加齢自体は致し方ないが、高血圧が避けられるなら、避けるべきことなのはいうまでもない。

加齢による脳の萎縮については、脳の血流が減少することが原因とされる。
高血圧症による脳の萎縮も、脳の血流の減少が関連があると指摘する医師もいる。

高血圧症は脳の老化にも関係する、恐ろしい病気なのだ。

ゆっくり歩くと血液の中に酸素をたくさん取り入れられる。
ウォーキングを毎日の習慣にすることで、体質改善を目指したい。

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