高知巡礼22 自然のロマン
次のクールから、NHKの連続テレビ小説の主人公が高知出身《牧野富太郎》大先生ということで、ジンワリ高知が盛り上がっている。
観光に備えてあちこち工事しているのもそのせいかと。
牧野富太郎って誰だ??と僕も最初は知らなかった。しかし、数ある牧野先生ゆかりのスポットを巡っていたら、植物の多くが牧野先生命名であることを知り、今や僕の中でファーブルに次ぐ偉人である。
そんな牧野先生のルーツである高知県の施設を先取りで巡ってみた。
まずは、高知市よりやや西にある越知町というところにある
横倉山自然の森博物館
なんでもこの横倉山という地は、四国で最初に隆起した土地らしく、化石がザクザクでるらしい。そして、平家が隠れ住んだ場所でもあり歴史もある。あのナウマン象のもととなるナウマン博士とやらもここに来ていたそうだ。
そんなすごい土地にひっそりと博物館がある。看板はあるけど、道が分かりづらく人が訪れにくそうな所にあった。
ちなみに向かいは、桜などが綺麗な公園と道の駅があるのでますます陰キャ感が増している。
しかし、建物は綺麗でオシャレだしなかなか展示も面白かった。
まず入口から入って第一の展示がゴキブリだった(笑)
しかも館内は飲食禁止だが、ここでは可能だそうだ。いやいや、一番食欲が落ちるだろう。。
気を取り直して展示コーナーに入る。
一番のメインぽい山の生き物展示。
剥製が可愛いが、見つけづらかった。。
答え合わせみたいなのもあったが、場所が分からん。
次は化石シリーズ。
よく見るようなものから、初めて見るものまで幅広くある。
アンモナイトやサンゴ、ウニが多かった。
個人的にクサリサンゴっていう名前がヒドいなと(笑)
その先には古代の生物模型が。
古代の生物は、シンプルだけどインパクトが強い。きっとその時代に対応した理由があるんだろう。聖子ちゃんカットが流行るブームみたいなものだ。
この横倉山でも発掘されているみたいだ。
その先には剥製の作り方と、触れ合いコーナー。
剥製作成の過程よ。。
モグラなんかなかなか見ないから貴重ではあった。
ここに、誕生石の解説があって、どうやらアメリカの宝石商達が決めたらしい。バレンタインのチョコレートみたいな営業戦略だ。
下の階に降りると、平家のコーナー。
色々なこの地の歴史が分かる。
横倉山には修行の場があり、山伏とかが修行してるらしい。そこに、「馬鹿だめし」っていう崖があり、どれだけ馬鹿になって絶壁ギリギリまでいけるかというチキンレース的スポットがある。
さらに行くと、噂の牧野先生コーナー。
横倉山でもいくつか新種の植物を発見したみたいだ。
僕は牧野先生の若い頃に似ているといわれたことがあるが、真偽は定かではない。
昆虫とかは割と雑だけど、牧野先生はけっこうシャレた命名をしている。奥さんがまたすごい人だけど、それにちなんだ植物もあるそうだ。
最後に三階には、竜とそばかすの姫コーナーがあったが、映画を観ていないのでよく分からなかった(笑)
今までは、松山に抜ける通り道だったがこんなに歴史あるところだったとは。
正直予想以上に面白かった。
けど、人も居ないしやっぱり宣伝が下手だよなと思う。
牧野先生ブームで脚光を浴びて欲しいな。
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