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49. 「相手に求める」ということ

こんにちは。


「腹が立って許せない、と思った事はいつ消化できるのか」


「 時の流れが解決してくれる 」という言葉。
これって時と場合によると思うのですが、対人関係で拗れた場面においては、時の流れというよりそれを経験した人間が、そこからどれだけ進化して、起こった出来事を解釈できるようになるか。この部分が大きいのではないのかなと思います。

過去に起こったことをどのように解釈するかで今の自分を変えられる。そして過去も変えられる。最近はそのように考えることが増えました。

その時は、とても腹が立っていて顔も見たくないと思う気持ちになります。そこから時が経ってもその思いが消えないということは、それは、ただ単に感情的になっているだけではないのだ、と思います。

そのような時は、きっとその腹が立っている状況というのは自分の中の大切な物に触れている瞬間。

だから、その大切なものに触れている瞬間をしっかりと咀嚼することが次へ自分を進めるための大きな出来事になるのではないでしょうか。

自分にとっての大切なものが何か。
「大切なもの」は自分がアップデートされていくと変わってくる物だとも思います。だから、その時に自分が大切にしている事を自分自身がしっかりと理解してあげる。

その出来事があって初めて、自分はこういったことを大切にしていたんだなと思う。そういう気づきも、長い人生の中の大事な瞬間だと思います。

そこから、その大切なものは自分よがりのものではないか、自分の中で軸として持っていれば良い事なのではないか、他人に強要することではないんじゃないか。沢山、考えます。

相手に何かを求めるということは、それなりの理由が必要。
それを求めることで、何が起こるのか。
組織が良くなるのか。
それとも、自分にとって良い環境になるだけなのか。

求めることで起こる変化を想像して、相手に求める為のアクションをとる。こうあってほしい、というものがあるから相手に求めようとする。求めた変化が何をもたらすのかまで考え、そうなるような求め方をする。

そうやって考え抜いてやっと「相手に求める」が成り立つのではないか。

相手に何を求めて、どのようにアクションを取るのか。
これをはっきりさせて、コミュニケーションが取れる人間が多くなればいいなと思います。

そう言った人間になれるように精進していきます。

今日も、やり抜きましょう!


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