その愛はベストで確実か？（シークレットガーデン考）おまけ

10回で終わりにしようと思っていましたが、まとめきれなかったことがあり、また終わるのが名残惜しくて、おまけとして付け加えることにしました。楽しんでいただければ幸いです。
※ネタバレもあります、ご了承ください。

おまけ
■音楽
とにかく音楽の使い方が印象的で素敵です。よく取り上げられる曲以外で私が気になったのは

・第1話、清潭のクラブでジュウォンとウヨンが会うシーンで演奏されているジャズ（ソウルフルでかっこよすぎる演奏）
・その後　ハンテソンが歌う、雨に関する歌（イジュンソクさん、なんというか、胸に響くうまさです。済州島での「クヨジャ」も素敵でした）
・第12話　ビゾンリゾートの部屋でジョンファン先輩が歌っている雨の歌（しみじみした、いい唄ですね）

ショパンのピアノ曲も効果的で、第2話で革命のエチュード、第10話で子犬のワルツ、第14話のパーティではノクターンが使われています。

特にノクターンは、このシーンと何とマッチしていることか！（弾いているウヨンもそういっていますが）

この曲がこんなにも素敵な曲だったこと、このシーンを見て初めて気づかされました。

■色
ライムが身につけるヘッドフォンや靴、トレーニングウェアの色が、最初の頃のライム色からだんだんオレンジ色に変わっていきます。これは、ライムの女性性と、ジュウォンに対する気持ちの変化に連動しているように感じました。

■名前
見ている途中から、ふたりの名前は漢字でどう書くのかとても気になっていました。最終話で戸籍謄本が写るので見てみたら
キルライム：吉裸恁
キムジュウォン：金主園
でした。ジュウォンの名前はそりゃもうぴったりですが、ライムの名前は、裸の人、飾らない人、という意味でしょうか。素敵なネーミングですね。

■わからないこと
気になっているけど、意味が解らないことがあります。
ライムがよく、フードをかぶっているのですが、あれは何かの象徴なんでしょうか？特に意味はないのか…気になります。お分かりの方がいたら教えてほしいです。

◼️追記　2024年6月24日　ロマンティック・ラブ・イデオロギー
このストーリーは、ロマンティック・ラブ・イデオロギーをベースに書かれている、ということが小島雄一郎さんの記事を読んでみてわかりました。だからといってドラマの素晴らしさが薄まるわけではないのですが、自分の感動の背景にあるものが何なのかが理解できました。許可が頂けたのでリンク入れておきます。ぜひご覧ください！

まだまだ書き足りないこともありますが、いったんこれでおしまいにしたいと思います。読んでくださったシークレットガーデンのファンの方といろいろ話ができたらなと思います。

シークレット・ガーデン | Netflix

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見出し画像はみんなのフォトギャラリーよりお借りしています。
kyo_shakumotoさん、ありがとうございます。