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スペシャルアクターズ 上田慎一郎監督【人生をコンテンツとして楽しもう!】


【悲劇を笑いに変える生き方】

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「持って行かれた…」
詐欺まがいの被害で約200万円の借金。

「完済したよぉ」と思った頃に、自作小説の出版でまた約200万円を借金。

「金がねえよぉ」と、代々木公園で野宿をしていた時期も。

しかし彼は器が大きかった。

「けどこの日々、俯瞰して見るとおもろいなあ、よし」
その経験をブログに書くことでエンターテインメントに昇華したのだ。

数々の挫折と苦労は、2018年に花を咲かせる。

たった2館の上映で始まりながら、動員数220万人、興行収入31億円突破。

『カメラを止めるな!』は、社会現象になった。


悲劇を笑いに変える生き方を、人は、“上田慎一郎流”と呼ぶ。

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*むちむちの太ももが、結構好きだ。男というのはたぶんそういうもんだ。


【筆者・喜多の自己紹介】あらゆるジャンルの記事を書くブロガー・小説家。国家公務員、経営者団体を経て、現在は営業マン。座右の銘は「人生は喜劇!喜怒哀楽全てエンタメに昇華!」自己紹介はこちら!



【気絶しそうなプレッシャーを経て】

奇跡の大ヒットは、製作者である上田監督に重荷を背負わせた。

「どうしよう、次の作品…あかん、プレッシャーで気絶してしまいそう…

あ!そうだ!!」


上田監督が思い浮かんだ次回作の設定は、

<緊張すると気絶してしまう主人公>

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そんな主人公聞いたことがない、誰もが度肝を抜かれる設定だ。

そんな気絶するマンを演じる大澤数人さんは、この映画が10年間で3回目の芝居。(割と経験不足っぽい)

ヒロインっぽい役どころで登場する津上理奈さんは、普通のOLだったそう。

彼女は会社のトイレで自撮りした社員証をぶら下げたままの写真でオーディションに応募し、有休を取って撮影に参加している。

(副業解禁ですか?)


他にも応募当時に結婚相談所に勤務していた人もいるらしい。


この、ちょっぴりへんてこに思えてしまう合計15名の出演者陣…

実は1500人以上の応募者、100倍の倍率から選ばれている。

このメンバーで撮影された上田慎一郎監督の最新作「スペシャルアクターズ」は、10月18日から公開される。

いったいどんな映画になるのだろうか。

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【無名で不器用な役者たちはあてがきによって輝く】


上田慎一郎作品の特徴として、登場人物の多くが「不器用」という点があげられる。

失礼を承知で言うが、カメ止めの出演者に目を見張る演技力があったわけではなく、とびきり華がある容姿でもなかった。

だが、物語は面白く、役者の演技に違和感を覚えることもなかった。

そして役者たちは、見事にカメ止め旋風に乗って、大手事務所と契約して、人生を変えていった。 

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これぞ、「上田ドリーム」

いや、「上田マジック」だ。

上田監督は、新作でもカメ止め同様、無名の役者達を軸に作品を作り上げることを選択している。

今回も魔法をかけているのだろうが、上田監督のマジックには、ある種があった。



【役者が決まってから脚本を書く「あて書き」】


通常、脚本をもとに登場人物に近い役者をオーディションで選ぶことが多い。

しかし、「あて書き」では、先に役者を決めて、その役者にあったキャラクターで脚本を書いていく。

つまり脚本ありきではなく、役者ありきで、脚本を書くのだ。

これはなかなか簡単にできることではないが、
上田監督は、この「あて書き」によって、個性的な役者陣を、より個性的に輝かせていく。


そんな上田監督は、今作の「スペシャルアクターズ」では、4つの役を兼務している。

「監督」「脚本」「編集」「宣伝プロデューサー」
(その優しそうなルックスで、またも日本中の電波をジャックするのであろうか)

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どれも誰かに任せることはしない。


きっと撮影中には、

「監督!この件はどうしましょう!?」
「脚本についいてなのですが…」
「広報に関して…」

とあらゆる質問や対応すべき事案があっただろう。
しかし、上田監督は一人で対処してきたはずだ。

まさに令和の聖徳太子。



【遠回りの日々も投資・上田イズムを継承したい】


友人たちは、私にこう言った。

「お前の職場の様子を聞いてたら”墓場”や。早く転職しろよ」

「半年前は国家公務員やったのに、今は酷いもんや。
投資でボロ負け、歌手になれますよ詐欺?で58万円。
人間が壊れていく様を見るのは、最高のエンターテイメントやな」

私は周囲の失望に対して、まだ自分の人生を諦めてはいない。

その勇気をくれる一人が、上田監督だ。

映画監督を目指して上京した20歳から25歳。
「ぼやけた未来ばかり見て遠回りしていた」時期で、映画を撮っていなかった。しかし「思えば今に生きている経験が詰まっていましたね」と振り返る。「25歳までは失敗を集めるぐらいのつもりで生きていました。それが30歳を過ぎて、利子付きで返ってきたような感覚。ある意味、投資の期間でしたね」

「器がでかすぎる!!」率直にそう思った。

♪(25歳までは)
ありったけの失敗を~かき集め~
 探し物を探しにいのさ~

(30歳を過ぎれば~)
ポケットの中に失敗が利子付きで返ってくる~♪

ウィーアー!

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って、そんな虫の良い話があるのか?

「失敗bank」なんてものがあるのか?

若いころの失敗が利子付きで返ってきたのは、上田監督に才能があったからかもしれない。


さて、自分はどうだろうか。
25歳までの失敗を30代で取り返せるのか。

私は、ポンコツだぞ…

基本的に、趣味にしか力を出せない。
時効警察の霧山のように、業務外になるとエンジンがかかるタイプだ。

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(み、みかづきさん...)



容姿で女の子を好きになるし、早いときは2秒で振られるし、うまい儲け話に乗っかって損をする。さりげない日常のミス、失敗は数えきれない。


いや、それでいいじゃないか。

喜怒哀楽を詰め込めばいい。
悔しさも、哀しさも、それら全てを昇華すればいい。

私たちは、震える哀を、昇華する戦士なのだ。

何を賭けるのか 何を残すのか. I pray, pray to bring near the New Day
♪哀戦士 / 井上大輔♪


上田イズムを継承する者「喜多ばぐじ」として、
自分の人生全てをコンテンツにしていくだけだ。


立て直せ、人生



私の青春時代の楽曲でこのコラムを締めさせていただきます。

いつかは咲かす大輪の花 今は泥でも ひたすら胸に手を当てがって
「全てやれてるかい?」 さあ行こう!!! 君の今越えて行こう
気付けばいつか 見える明日 どんな一歩も 無駄にはならない大切な今
日々の中で ただ胸張って 『歩み』続けよう
♪GReeeeN / 歩み♪


貴重な時間を使って読んでいただき、誠にありがとうございました!

私の記事は、いかがでしたか。
このブログは、令和のこち亀をモットーに
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