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【社会人へ】接待飲みでのヤラカシをなくすために!



【シゴトウォーズエピソードⅢ インフェルノ】


退職前の無礼講を履き違えた!
七面楚歌の状況に追い込まれ、
おじさんたちからフルボッコに
された青年は、涙を貯め嗚咽を
吐きながら情けなく逃げ帰る…


私はコメディや小説も書くブロガーですが、今回は、
今までで一番、シリアスな記事です...!

こんな方々におすすめです。

・若者(特に高校生・大学生・社会人)
・現代社会に生きづらさを感じている方
・上の年代の人にボッコボコにされた人
・悲しいこと、屈辱的なことがあった人
・子育て中の人
・若者がすぐ辞めるので困っている管理職の人

「文化資本」が違う人と分かり合える可能性は低い
無理に距離を近づけようしないことが「自己防衛」

実際に起こった悲劇を昇華し、
かつてない発見がありました。


4つに分かれておりますが、
前半は、出来事中心に
後半は、今後の生き方中心にこの結論を解説していきます。


<こんなおしごとでした>

森友学園事件でわかった。政治家や官僚は
ノンキャリア公務員を使い捨ての駒扱いしてる。
全国転勤って、時代遅れの制度や。早く地元に帰りたい。

そして、私は2019年3月に国家公務員を退職しました。

転職先は、経営者団体の職員です。

決め手は以下の点でした。

・神戸市内勤務、転勤なし。
・団体職員なので公務員のようなホワイトっぽい
・地元に帰れば転職活動がしやすい。そこがダメでももう一度転職できる。

転職して10か月、
紆余曲折ありましたが、ここで働き続けることはできないと思い、再度転職をすることにしました。

<業務時間外の接待飲み会はやっぱりキツカッタ>

何が一番しんどいかと言われると、懇親会=接待飲み会です。

夜の9時頃まで会議があり、そこから懇親会があるのです。

その時間は、業務時間には含まれません。
自分よりも年齢が二回りも上の経営者に囲まれて、お酒を注ぎ、相槌を打つのです。

一次会が終わる時間は23時過ぎ。
月曜日であろうが、金曜日だろうが、曜日は関係ありません。


「経営者はお酒を飲んでこそなんぼ」

かもしれませんが、私にとってはそれがしんどかった。

おじさんたちに囲まれて、愚痴や悪口の多い酒の席で、
スキではないビールを飲み、中学校の恩師を殺した
タバコの煙に囲まれる時間を負担に感じていたのです。

もちろん飲み会から学べることもありましたが、
大半は同じメンバーで集まって愚痴に終始することが多いものです。

はやく帰ってブログや小説書きてえよ。
合コン行きてえよ。連れと飲みてえよ。
そう思うことが多々ありました。


代行タクシーを頼まれることもありました。
酒を飲まず、人の車を運転して帰るのです。

代行タクシー代金?出ませんよ。下っ端ですから。



行かなければいいじゃないか。私もそう思いました。

しかし職場は「飲み会ファースト」でした。
働き方改革なんてそっちのけです。

会議の後半には、「懇親会に行かない人は手をあげてください」という公開処刑があります。
私だけが手をあげてしまって、「付き合い悪いな…」と言われることも何度もありました。

先輩や上司は私以上に厳しい労働環境だと感じました。
労働時間の長さ、板挟み…

しかし、給与水準は高いとは思えませんでした。
2019年の私の年収は270万円。

後日コラムにしますが、

変形労働時間制度と固定残業制度の魔術

にしてやられていたのです。


このように愚痴がこぼれ出るくらいには辞めたかったので、私は早々と転職活動を始めました。

3つもらった内定のうち、

ここならたぶん大丈夫…

と思える企業に転職することを決めたのです。

そして、職場内の人々に別れを告げました。
温かく受け入れてくれました。


しかし、まだやるべきことが残っていました。
対外的な挨拶です。

私は、親友のボブに相談しました。
ボブは私に転職先を紹介してくれた人物です。

年収は私の倍近くあるできるサラリーマン。
仕事のことは彼に尋ねるに限ります。

<2月3日>

「今週末、会議が終わってから懇親会があるんやけどさ。
懇親会は出ずに、会議終わりに挨拶するだけでええよな?

どうせ出ても、次も辞めるやろとか罵声ばっかなんや。
あの人ら、俺が何言っても批判してくるし…
次の職場に備えて、早起きのリズム作ってるし…」

行かないための言い訳を作る私に、ボブはこういいました。

「最後の懇親会?それに出な人でなしや」

「けどよ。前に、俺が泣かされた人がおるんやで。
また逃げるんかとか、罵声のオンパレードが予想できるわけや。
非生産的ってたりゃありせんよ?」

「お世話になった会社を辞める時に無慈悲に辞めてくやつは次の職場もうまくいかんよ。
公務員時代キレてやめた結果が、今のお前の職場やろ。
最後ぐらい感謝を持ってやめる事をすすめるよ」

「行った方がええことはわかってるんやけどな。
いきたくないけど、ここは逃げたらあかんか。

次の職場もすぐに辞めたら会社員が人生詰むからな。
ここはしっかりでて円満に辞めるわ、アドバイスせんきゅ」

覚悟を決めた私に、ボブはこう言いました。

「碇シンジも逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだって連呼して強くなってるからな。

このままのお前じゃATフィールド全開出来ん」

「せやな。今年こそATフィールド全開にするわ」


<2月7日>


「嫌な予感がする」そんな日でした。

寸でのところで、朝の電車に乗り遅れて、

会議資料のために、印刷機を使えば紙が詰まり、別の印刷機はトナー切れ。

電話の問い合わせは鳴りやまず、何もはかどりませんでした。

昼飯は15時過ぎ。
久しぶりにランチをした高校・大学の同級生の左手の薬指には眩しい指輪。

人生のステージ差をまざまざと実感。

これはだめだ。
人生には、何をやってもうまくいかない日もあるもの。

LINEスタンプからも拒否されるのです。


その後会議に向かいました。

21時。
会議が終わったあと、懇親会に向かいます。

12月、1月、2月は、殆どがサービス残業の接待飲み会でした。

「クソッタレ。早く転職したい…」と思い、転職を決めたので、これが最後です。


私は、接待が苦手です。接待がしたくないから、飲み会が少なそうな公務員を目指したみたいなものです。


ビール注ぎなどは難易度が高いものでした。

「おい、ラベルが隠れてるやろ。そんなんも知らんで次は営業職とか何考えてるねん」

「すみません」

「おい、こっちもビール空いてるぞ」

「すみません」


これらはまだ序の口でした。

<ドヤ顔でされる説教が腑に落ちない>

この一か月、言われ続けてきました。

「なんでやめるん?」

その度に、私は本心を隠してなるべく無難な回答をしてきたつもりです。


そのあとに、言われることが、どれも腑に落ちないのです。

例えば、
「どうせ次もすぐ辞めるから早めに何か資格を取れ」
「職場にもっと忠誠を尽くせ」

滅私奉公的なことを言われるわけですが、私にとっては的外れなことです。

私たち若い世代は年金など全く期待できず年功序列も信頼できないわけですから、悪い待遇の会社に居続けることは自殺行為なわけです。

辞める奴=ダメ という固定観念で頭ごなしに叱られましても。


資格を取る、私も一時期宅建や簿記をとろうとはしていました。
しかし、もうやめました。

資格をとってもあくまでも「時間を切り売りして稼ぐ立場」に変わりがないのです。

この記事でも書いているように、私が目指しているのは、

不労所得システムの構築と複利の力でお金に増えていってもらうことです。

頭ごなしに叱ってくる人たちと一緒に働きたくないなら、経済力が必要なのです。

資格をとるために膨大な時間を投資するなら、他にすることがあります。


いや、別にそれはどっちでもいいんです。

私が言いたいのは、

<アドバイスを求めていないのに`前時代の固定観念`を頭ごなしに押し付けないでほしい>

のです。


しかし、そんなことは言いません。

その人たちにそれを言えば、さらにボコボコにされますもの(にっこり)


だから私は黙りました。

<沈黙こそが自己防衛だと思ったのです>

国家公務員の時と同じです。

盾突くからボコボコにされる。

ドラマのように正論を言えばなんとかなるような世の中ではないのです。


しかし。

黙ることができない事態に追い込まれてしまったのです…


最後まで読んでいただいて誠にありがとうございました。

4部作の第1回、は終了です。

明日の投稿では、懇親会という名の最終決戦で私がボコられた話を掲載します(笑)

シリアスに書いていますが、私はもう気にしていません。

なにせもう退職するのです(笑) オサラバです!

今回の件から得た教訓があるので、それを皆様にシェアできれば光栄です。

記事の途中にリンクをはっていますので、気になる記事があれば読んでみてください。

最後まで、ありがとうございました。


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