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経営資源の集中こそデザイン経営の本質株式会社ジェイテック【2021・22年度参加企業の「その後」④】

 続いてはジェイテックさんの「その後」についてです!

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 経営資源が限られている中小企業において、どこに経営資源を集中させるかを考えることがデザイン経営の本質だと理解している。当社は15人の社員ながら、産業用ロボット、ガスタービン、丸編み機の部品などを製造している。

 Wondersでは、本業の機械加工と横道社長自身が得意なソフトウエアを組み合わせ、写真を彫刻にするアイデアの事業化に取り組んだ。自社で保有しているマシニングセンター(工作機械)を使って試しに金属彫刻に挑戦してみたところきれいに加工ができたことで事業化を思いついた。

 「なんでも彫刻にできます」では差別化にならないので、ペット市場にターゲットを定めることにした。LINEを通じてペットの写真を送ってもらえば、オリジナルメダルなどに仕上げることができる。自分のスキルと個性を生かし、Wondersで学んだターゲットを絞る戦略で生み出された事業だ。

 採用面でもその考え方が当てはまると考え、「音楽好きな人あつまれー」と呼び掛けている。音楽を習得するための反復練習と機械加工の習得は共通点が多いから生まれた発想だ。Wondersで学んだデザイン経営の本質を様々なところで生かしていきたいと考えている。
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ジェイテックさんのHPトップやこのnoteのトップに使用した素敵な作品はカキヤケーさんのものです。横道社長の人となりや会社の雰囲気が伝わって素敵だなあと感じます。

illustration by カキヤケー 

#ジェイテック #神戸 #ものづくり #人材 #採用 #金属加工 #カキヤケー #神戸新聞 #デザイン経営

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