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山田錦の玄米茶のブランディング【株式会社安福又四郎商店×ブランドデザイン】

 同社は1751年創業の小さな手仕込みの酒蔵です。阪神・淡路大震災で木造蔵を失い、事業の縮小を余儀なくされましたが「飲食を豊かに」という考えのもと、「大黒正宗」というブランドのほか、和牛のための酒「牛と鉄板」などの食中酒を軸にした酒造りを行っています。

和牛とあわせるにはこれがテッパンの日本酒!「牛と鉄板」

もう一つの事業の柱として、酒蔵が提案する初めてのノンアルコール飲料として水出し有機玄米茶「88(ハチジュウハチ)」を商品化しました。有機栽培の山田錦を使い、香り高く、うまみのある味わいに仕上がっています。そして、水出しにより低カフェインであることも特長です。「おいしいご飯に合う食中茶として提案していきたい」とのこと。


冷蔵庫内で漬けておくだけで、香りの高い澄んだお茶が楽しめる
食中のお酒を楽しむように、料理を引き立て食を楽しめる水出し有機玄米茶

 伝えたいことが多すぎるので、どこをアピールして販売していけばよいのか考えあぐねているところです。「酒蔵である当社がなぜノンアルジャンルに挑むのか。食中酒を醸す酒蔵の提案として新商品をブランディングしていきたい」と話します。「食を醸す」というタグラインはすでに決めており、2023年1月にまず酒蔵のサイトをリニューアル。商談会への出展や試飲キャラバンを実施し、その後「88」ブランドのECサイトのリニューアルを計画しています。

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