立体成形の可能性【ムツミ産業株式会社×プロダクトデザイン】
プラスチック成形加工業を営んでいる。とくに真空成型技術に強みを持ち、工場内で部品を運ぶためのトレー、商品包装材に使われるブリスターパッケージなどを製造している。
近年はパッケージ材の脱プラスチック化が進み、価格競争も激しくなっている。そこで立体成形技術を生かして新たな製品、なかでもパッケージ材のように使い捨てではなく長く使ってもらえる製品を作りたいと考えている。そして「プラスチック屋」ではなく「立体成形屋」としてアピールしたい。
そこで考えた商品が、立体塗り絵によるトリックアートだ。ターゲットはミュージアムショップを想定している。プラスチックに石灰石を混ぜた材料を使うことで、表面を色鉛筆で塗ることができる。最終プレゼンまでに、版権切れのアート作品や風景写真などを立体塗り絵の題材を選定したうえで、それらを使って3Dデータ作成しサンプルをつくるところまで持っていきたい。
将来、プラスチック製のパッケージやトレーは大幅に減る可能性が高い。「プラスチックだ=悪」だから使わないではなく、「これもプラスチックなんだ」と驚かれる製品を開発したい。
2023年参加企業さんの事業最終プレゼンはアンカー神戸にて。
3/6(木)13-17時です。聴講無料です。下記よりお申込みください!
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