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大学生と一緒に古民家の残置物を片付ける日。

どうもこんにちは。

兵庫県は淡路島にある"洲本市"というところで地域おこし協力隊をやっております小林隊員(@sumoto_koba)こと小林です。

最近noteで流行っているお題に

#最近の学び #大学生 #私の仕事

が入っているのに気づき、私の最近の仕事でのできごとと重なったのでこうしてnoteを書いてみました。

"私の仕事"古民家を集落の拠点づくりとして活用する

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前回の記事で私がどんな仕事をしているか少しだけ触れました。

今は、集落にある古民家をリノベーションして宿泊所が作れないか考えています。実現性も含めて1つ1つ調査をしたり片づけを進めている段階です。

地域おこし協力隊に着任して3カ月くらいたち、"空き家を活用する"という仕事を進めてきて「大変な仕事」をしている実感がわいてきました。

そもそも"建物"を利活用するというのがハードルがいろいろありますよね。

例えば、私がやろうとしている"簡易宿泊所"の開業。

・建物の耐震性能の診断
・賃貸借契約の締結
・建築確認申請の有無の確認
・関係各所との調整 ...

簡易宿泊所としての用途を企画しただけでも大変な仕事でした。

そして執筆現在どうなるかは全く分からない状態です。
(設計事務所・工務店と作成を練っている最中。)

建物関連はコトがうまく進まないですが、やることはたくさんあります。

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最近は、ずっと残置物の撤去に勤しんでいます。

運び出しや分別などがとても大変なんですが、先日はあるできごとで残置物の撤去が大幅に進みました。

大学生が限界集落にやってきた

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私が活動している淡路島の千草竹原集落は3世帯6人しか住んでいない限界集落です。
*兵庫県の定義としては小規模集落と言うそうな。

65歳以上の高齢化率はほぼ100%(だったと思います)で集落運営も厳しくなってきています。

最近は"関係人口"ということで地域と地域外の人の交流をつくり、地域を再生する取り組みも盛んに注目されてきています。

そんな関係人口創出の取り組みを継続的にやっているのが、私が現在仕事をしている竹原集落でした。

そして、関係人口創出の施策である大学と地域のつながりを生む"域学連携"の取り組みで今回龍谷大学政策学部の学生12名がフィールドワークで来てくれました。

*龍谷大学政策学部ではPCR検査を導入しており、フィールドワーク参加者全員がPCR検査を実施し、陰性が確認された学生のみ参加しております。

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がっつり昼飯たべているところを学生さんに撮られていました...
(画角がめっちゃいい写真笑)

フィールドワークの中で集落の見学をする中で、私が活動している古民家の片づけを手伝ってくれました。

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12人の学生+先生と私で総勢14名で進めるとあっという間にモノが片付いていって本当にすごいです。

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前職のシステムエンジニア時代では、システムを活用して少人数・省力で業務を回すことに価値を見出していましたから、このマンパワーの凄さを身近に感じると鳥肌が立ちましたね。

最近の学び

大学生と一緒に作業をしていて学んだことがあります。

それは「大勢でやると楽しくなる」ということ。

これって社会人で7年IT分野で仕事をしていると見失っていた感覚でした。

古民家の片づけにしろ、14人でやっていることはただそれ単体でみると何の変哲もない「片づけ作業」ですが、なぜか楽しい。

学生の子たちも
「楽しかった!」
「またやりたい!」
とそんな声をかけてくれました。

時に、集団で一緒のことをやる時に感じる"一体感"や"一緒に汗を流す"ことが、こんなに人間らしく楽しい感情であることに改めて気づかされました。

特に今活動している限界集落は、人が少ないことそのものが問題になっています。

そんな場所ではこうした大学生と一緒につながっていくことが地域やそこに関わる人に活力を与えている気がしました。

私自身、3カ月を振り返ると個人の活動が多くなっている地域おこし協力隊活動。

もっと意識的に人と協力していくことを考えてもいいのかなと、勉強になった日でした。




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