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8月にプレイしたゲームを振り返る

8月が終わり、もうすぐ私の大好きな季節である秋が訪れようとしている。

いつもは苦手な夏だけど、ずっと行きたいと思っていた志摩スペイン村への旅行が叶ったりとても充実した8月になりました!

その影響であまりゲームができなかったけど、そういう月があってもいいと思う。



Through the Darkest of Times(PS4/switch/steam)

この悲劇を繰り返してはならない。ナチス政権下のベルリンで、恐怖と危険が渦巻く『最も暗い時代』を生き延びろ。

ディストピア系のゲームが急にやりたくなって、積んでいたゲームの中から引っ張り出した。

自分はswitchでプレイしたけれど、スマホでもプレイ可能です!(有料買い切りアプリ)

ちゃっかりスマホ版も購入

『Through the Darkest of Times』はナチス政権下のドイツでレジスタンス組織を経営する、ストラテジーゲーム。

歴史や世界史の授業で、ナチスやヒトラーについて学んだことがあると思う。
自分も勉強した覚えはあるけど、学校で学んだ以上の知識はない。

あの恐怖が渦巻く暗い時代のドイツで、レジスタンス活動をするというのがこのゲーム。

主人公はベルリンの小さなレジスタンス組織のリーダー。

同志を集めて壁にメッセージを書いたり、チラシを配ったり…
そうして妨害活動をしていく。

メンバー選びも慎重にしなければならない。
メンバー候補は職業や思想が様々。

思想が違えば、メンバー同士はしょっちゅう衝突。
挙げ句の果てに信頼できると思っていたメンバーが、実はスパイだったということも。

最後は直感を信じてメンバー選び

もし活動がバレてしまったら、処刑待ったなし。
メンバー同士が疑心暗鬼になって、ギスギスするのも当たり前だよね…

そうして集めたメンバーを、適材適所活動させていく。
カトリック教徒のメンバーには、牧師から情報を集めてもらったり…

毎ターン"誰に・何をさせるか"を考える

でも大きな活動をすればするほど監視は厳しくなり、逮捕されるリスクに繋がる。

活動を目撃されてしまった!

どんどんナチスによる規制が厳しくなるのに比例するかのように、自分たちも動き辛くなってゆく…

ゲームなのに重苦しさ・無力感をひしひしと感じた。

音楽や表現は厳しく規制される。
心優しかった隣人は、ナチスのプロパガンダによりどんどん洗脳されていく。

ゲーム画面が"黒・白・赤"を基調としているのもあり、息が詰まるようなゲーム体験だった…

画面を見ているだけで重苦しい

目の前で多くの命や人権が奪われているのに、迂闊に助けることができない無力感。

目立つ行動をしてレジスタンスのリーダーだとバレてしまったら、メンバーの命にも関わる。

でも恐れて何もしなければ、何も変わらないというジレンマ。
よく出来たゲームだ…

自分はバレることを怖がってほとんど何も出来ず、実際の歴史に近いような終わり方を迎えた。

ついにこの時が…

メンバーと主人公は安全だったけど、何かを変えれた気もしないというエンディングに…

次の周回こそは、もっと上手くやりたいなぁ。

当時のドイツの歴史や空気感が味わえる、唯一無二のゲームでした!

楽しいゲームではないけれど、とても貴重な体験ができた。

1周クリアまでの時間は6時間ほど。
ただ何周も遊ぶことを前提としたゲーム性なので、自分も周回して遊んでみるつもりです。

テキスト量が多く文字が小さめなので、switchの携帯モードで遊ぶと少し見づらかった…!

9/25まで60%オフのセール中



A Short Hike(PS4/switch/steam)

ずっと忘れられないひと夏の冒険
穏やかで温かい出会いにあふれるアドベンチャーゲーム

先ほど紹介した『Through the Darkest of Times』は、かなり暗くて重めのゲームだった。

心機一転、今度は明るくてほのぼのとしたゲームを遊びたくなって選んだのがこのゲーム。

鳥の少女『クレア』を操作し、気の赴くまま夏の山をお散歩するというアドベンチャーゲーム。

都会に住む主人公は、親戚のおばさんに連れられて『ホークピーク』という山へ遊びに来た。

そこは携帯の電波が届かず、携帯を使いたい主人公は、ホークピークの山頂をめざしてハイキングをすることに。

ピクセルのグラフィックが特徴的。
オプションでピクセルの粗さが選択できる。
レトロ感を味わいたくて自分は"粗め"を選択。

←細かめ        粗め→

のどかな山や海の風景にとにかく癒やされる!

山頂を目指すという目標はあるものの、どこから探索してもいいし、何をしてもいい。

オープンワールドの広いマップを自由気ままに歩き回って宝箱を見つけて喜んだり、釣りをしてみたり…

釣りに大切なのは忍耐力

最初は乗り気ではなかったクレア。

そんな彼女が楽しそうにハイキングをしている姿を見ているうちに
「もっとクレアを楽しませてあげたい…!」
というプレイヤーとしては珍しい心境でゲームを遊んだ。

山の上からおばさんに呼びかけてみたり…

ホークピークの住人はみんな個性的だし、寛容的。
そんな住人たちのお願いを聞いてあげることで、クレアは住人たちと仲良くなっていく。

シャベルを渡したら喜んでもらえた

住人たちと話しているだけでも楽しい。

お願いを聞いてあげたり、探索していくと『黄金の羽』というアイテムが手に入ることがある。

羽を集めるとクレアは高い崖を登れるようになったり、たくさん飛べるようになる。
すると今まで行けなかった場所に行けるようになって、新しい景色が広がる!

そうして山頂にたどり着いた時の感動はひとしお。

クレアと共に、素敵なひと夏の思い出を作ることができた。

筆者もいい時間を過ごせたもん

戦闘もなく、操作も簡単。
難しいゲームが苦手な方や、ゲーム初心者の方にもオススメしたいゲームです!

釣りなどの要素もやり込み、クリアまでの時間は5時間ほど。
やり込まなければ1〜2時間ほどでクリアできそう。

価格は1000円以下というのも嬉しいポイント。




今月は2つのゲームしかクリアできなかったけど、雰囲気が正反対のゲームでどちらも楽しかった。

特に、夏に『A Short Hike』を遊べたのは最高の経験です!
季節に応じたゲームを遊ぶというのも、趣きがあっていいよね…

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