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筋トレで〇〇を改善!はちょっと待って

こばです!

突然ですが、身体のお悩みはありますか?
わたしはいくつかあります。

胃腸が弱くなった
肌荒れしやすくなった
30代を迎えて太りやすくなった
低い低いと思っても高い尿酸値とプライド など


身体の内側~外側、果ては精神面まで
歳を重ねるごとに弱い面が顕になってきました
※ いわゆる加齢による疾患サルコペニアの初期症状ですね。

ただ、もしも、わたしが靴やインソールに詳しくなければきっと
膝の痛みや足裏の痛みだけでなく、ねこ背も解決しなかったと思います
それどころか、もっと酷くなっていたでしょう

一般的に年齢に比例して
姿勢の悪化や膝や腰など関節の痛みを
訴える方が非常に多くいらっしゃいます。

そして、それら身体の解決方法として
多くの治療家さん達は

〇〇な症状には
〇〇筋肉を鍛えましょう!

と声高らかに叫ばれています。


わたしも筋トレで解決する事には大賛成です!
ただ、彼らの主張をよく聞くと一抹の不安さえ覚えてしまいます

※ 筋トレは身体の機能改善をしてくれるので、腰痛の改善や予防に効果的という文献もあり、米国リウマチ学会もリウマチに対するアプローチとして筋トレを推奨しています。

それは、〇〇筋肉が衰えているので
支えきれなくて姿勢が崩れているのです!

という主張をされる方がいらっしゃいやがります。

その理論は
病的に弱ったお身体であったり、長期入院など寝たきり生活をされてた方
など日常生活を送る筋力が満たされていない方には有効だと思います。
しかし、一般の多くの方には該当しないでしょう。

また、医療の知識と一般常識的観点絡みても大きな疑問が2つ残ります

1 そもそも人のカラダは筋肉を使わないで良い効率を求める事
2 効率が悪すぎる

1 姿勢の改善をする際に多くの方が目指す姿勢があります。

それは【骨で立つ】という姿勢です
これは、筋肉を極力使わずに立てる楽な立ち方で

西洋医学では【解剖学的肢位】と云われ
世界中で共通認識されている

最も楽で快適な姿勢です

そして、この姿勢は一般的に美しい姿勢と言われる背筋を伸びた姿勢です。
いわゆる正しい姿勢、楽な姿勢と定義される

この筋肉をあまり使わないで立つ方法を目的としているのに
筋力を上げて、力を入れて支えよう!
という理論はそもそも破綻しているのです。

2 効率が悪い
これは、画を見てもらったら分かりやすいと思います。

例えば
木が傾いています。
あなたならどうしますか?

画像1

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画像3

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これは、人の身体にも同じことが言えます。

なぜ身体が曲がったのか?
変化したのか?

ここに焦点をあてないと場当たり的なその場しのぎになってしまうのです。


また、筋トレによって身体が成長するまで待つ!という対策もあると思います筋肉だけの問題であれば大賛成ですが、そうではないケースも多いです

それならば、まずは何かしらの施策によって足元から身体を真っ直ぐに整え、身体が変化しない環境を作った上で筋トレで成長を待つ。

という方が効率的だと思います

ちなみに、3年以上医療の教員の方々とトレーナーさんと協力して妥協せずに身体を鍛えましたが、わたしのねこ背は全く治らなかったので個人的には信用していません。

ただ、症状に対しての筋トレはおすすめです!

多くの方が主張する筋力upに由来する解決では全くありませんが

筋トレをすると筋肉の柔軟性が獲得できます。
この、柔軟性によって姿勢が安定するし、安定できるカラダが作れます
該当するお悩みが筋トレで改善した!というのはこの柔軟性によるものが主な気がします。


何が言いたいのかというと

姿勢やカラダを変えたいなら、
1 自分の身体を知ること
2 カラダに負担のかからない環境を作ること
 (テクニックで防げるものもあります)
3 適切な対策をする!

という3ステップが大切だと思います。

こばでした!

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