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本当に知ってます?パンプスを長時間履かないほうが良い理由

こばです!

パンプスはカラダに悪い

というのは、なんとなく知っていると思います。
そうですよね?

でも、こんな感じで考えていませんか?

・窮屈で足が痛いから
・外反母趾になるから

正解です。でも、これだけでは全然足りません。

今回は、なぜパンプスを長時間履かないほうが良いのか?
というのをざっくりと解説します。

パンプスを履かないほうが良い理由

パンプスを長時間履かないほうが良い理由


まず、人はこのように重心を動かしながら歩きます。

これは【あおり歩行】と言われるもので
ご存知の方も多いのではないでしょうか?

あおり歩行

パンプスを履き続けると
【あおり歩行ができにくくなる】


あおり歩行が出来ていると、以下の順番で着地します。

1 踵
2 足の外側
3 人差し指~親指のつけ根
4 人差し指~親指の間

踵からついて、重心が足の外側を通る時
片足立ちになるタイミングなので、強い力が足にかかります。

アンクルロッカー(荷重応答期~立脚中期)

扁平足ではない人は、土踏まずが接地していないので
この時に発生する最大圧力は【足の外側】を通ります。
この後に蹴り出していきます!

ただ、パンプスを履くと歩き方が変わります。

パンプスのように

・つま先が窮屈
・前足部に体重がかかる
・カカトから接地しにくい

(パンプスのカカト接地は不安定+大きな音が鳴りやすい)

このような靴を履くと、足の指が使いにくい状態になります。

また、足のアーチに大きな力をかけることになるので
知らないうちに、足のアーチが崩れてしまうのです。

足の指を使う重要性は「Born to run」でも紹介されていますね!


これによって、足のアーチを使わない歩行。

つまり【あおり歩行】ではなく
足裏全体からペンギンのように着地する【ぺたぺた歩行】になりがちです。

足の指を使わない歩行が定着すると

・つま先を上げて着地をしたり
・親指で蹴り出したり

ができなくなります。

特に、足の傾きが出ている人は要注意!

パンプスの窮屈さも相まって、親指にもっと負担がかかり
外反母趾になりやすい環境になると言われています。

画像3

外反母趾

足の指を使わないということ

足の指をしっかりと使わないと

・足裏の筋力の衰え
・足のアーチ崩れの加速

を引き起こします。

一節によると

【20代からつま先を上げない歩き方をしていると、50歳を超えた時一気に老化が進む】そうです。

良い歩き方は、良い履物から。


ちなみに、足の指を使いやすい履物の代表格は

ワラーチ

テバのサンダルも足の指を使い、
自分のカラダの機能を活かし、生かせる。

サンダルでなくても、5本趾の靴だと足の指を使って歩きやすいですね!

こばでした!

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