踵の下の痛みにおすすめの履物はこれ!~論文からも紐解いた~

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

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踵の下が痛い・・・このような経験はありませんか?今回は、かかとのクッション部分について、研究から個人的に新しい知見が得られましたのでその要点をお伝えします。

記事の後半では「踵の下の痛みに対策しやすい履物」をいくつか紹介しています。

↓以下の論文ですね↓

踵部脂肪褥の厚さ及び機能の 発育・加齢変化とスポーツ活動の影響

ざっくりまとめたのが以下


かかと脂肪褥の厚さに影響を与える要因は?

研究結果から分かったこと

  • 年齢:明確な関係は見つからなかったが、加齢による質の変化が影響している可能性

  • 体重:最も強い影響を与えると考えられる。体重増加はクッション機能の低下を招き、足底腱膜炎のリスクを高める可能性

  • 競技:競技によって踵部への衝撃の大きさが異なり、脂肪褥の厚さに影響を与えている可能性。シューズやインソールなどの環境的要因も影響している可能性

  • 運動前後:フルマラソン後、荷重厚でのみ脂肪褥の厚さが減少。衝撃吸収能の一時的な低下を示唆。運動種類による違いも今後検討が必要

年齢と足の脂肪

まず、年齢については、明確な相関関係は見られないものの、加齢に伴う質的変化が踵部脂肪褥に何らかの影響を与える可能性が指摘されています。ただし、これは直接的な関係ではなく、質的な変化という点を強調する必要があります。

最も重要なのは体重

体重の影響は非常に顕著で、体重増加は踵部脂肪褥のクッション機能の低下を招くと考えられ、踵部痛のリスクを高める可能性があります。これは、体重による負荷が踵部脂肪褥に直接的に影響を与えるためです。

つまり、踵の痛みを軽減するには体重を減らすこと!


という当たり前と思えることが、最大の要因だとされています。

ただ、運動の種類もまた、踵部に与える衝撃の大きさが異なるため、脂肪褥の厚さに影響を与える要因となります。歩きすぎもよくないよね!という話。

その他の要因として、皮膚の軟性や弾性、シューズやインソールなどの装具が踵部に与える影響も無視できません。これらの環境的要因は、日常生活における足の健康管理にも関連しています。


靴屋定番の対策

ようは、踵の下に体重をかけること、かけ続けることによって負担となり、痛みとなるのです。それならそこに負担をかけない環境で履物で作ってしまおう!

というのが合理的な対策になります。

実際、足裏のお痛みで悩む方にこれなら履ける!と言われることの多い履物の形があります。それが、

  • インソールのように足裏をしっかり支える

  • やや船底になっている

このどちらか or 両方の特徴をもつ履物です。


踵の下の痛みにおすすめしやすいサンダル


ホカ シャワーサンダル

船底であり、クッション性能が良く、やや前下がりなデザインなので踵に負担がかかりにくいデザインです。単純に足入れもしやすいし歩きやすいのでこれからの季節にも使いやすい


[シダス] UTIPPA

インソール構造になっているので悪くない。室内用で使いやすいデザイン。ただ、後ろ重心で立ったとき、踵が高いことで踵の下に負担はかかりやすいので相性問題は起きそう。踵の下の痛み以外であれば全般的に勧めやすい良品。


REELAX SLIDE 6.0

安定のSALOMONですね!

革靴を履いて辛い人に勧めやすい。カバンに入れやすいので出張とかすぐに履き替えたい!というときにも使いやすい。また、内くるぶしの下辺りがあがっていることで、隣り合う踵の下に負担がかかりにくいデザインで良い形。


靴ならkeenのWK400一択

そう思えるぐらい最近の靴ならこれが最高だと思う。経験上、下手にインソール作るより踵の下の痛みには効果的でした。ちなみに、メンズもレディースもある!


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