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大地震の時、絶対に枕元に用意すべき3選

こばです!

地震は今も各地で発生しています。
2日前にも中国の四川省でM6.0の地震が起こったようです。


そんな中、日本でも以前から南海トラフ地震など大地震が近々くるかも!とも言われています。

南海トラフで起こるマグニチュード8~9の巨大地震は、今後30年で起きる確率が約70~80%とされているそうです。


ということで今回は、

靴屋が勧める大地震の時、絶対に枕元に用意すべき3選

大地震 用意すべき

1 スマホ
2 靴 (踏み抜き防止、厚底、登山靴)
3 笛


スマホは言わずもがなですので、省略します。
光・音を出せて、助けを呼べる小さな通信機器は偉大です。

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見逃しやすいけど超重要な【靴】

これを言いたいがために書いたまであります。
ダイハード現象を避けるのは避難において非常に重要です!

思い出してください。

映画ダイハードにて、素足のジョン・マクレーンがビルの中のガラス仕切り満載のPCルームで強盗団と銃撃戦をしていたと思います。

その時に、敵のリーダーが「ガラスを撃て」と命令します。

ガラス破片で溢れる地面を素足で走るジョン・マクレーン・・・
もう、目を覆いたくなるほどの光景でしたよね?

その後、血だらけの足裏からガラスの破片を抜きながら無線で応答するシーンも痛そうで痛そうで。

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東北大震災の時もそうだった。

潰れた家から逃げ出せずに見つかった人の足裏が、血まみれになってケガをしているヒトが非常に多かったそうです。

これは、若い人も高齢者も同じ傾向にあったようです。

地震は家が大きく揺れて歪むので、窓がない家であったとしても
・蛍光灯
・家の鏡
・食器


などがバンバン落ちて、廊下がガラスや危険なもので溢れやすいそうです。

いやいや、玄関に靴があるから大丈夫!というお声もありますが

玄関までの道で、ケガしそうではありませんか?
玄関が崩壊して、靴が埋もれたりしそうではありませんか?
玄関で家族みんなの靴がぐちゃぐちゃに散乱しても対応できますか?

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ですので、安いものでよいので

【靴を枕元に1足は用意すべき】

その中でも特におすすめの靴があります。それが、

【ミドリ安全 作業靴 JSAA認定 踏み抜き防止版入り プロスニーカー SL603】

動きやすい形+2.5cmの靴底+ステンレスの踏み抜き防止板入り

個人的には家族分買っていても良いと思えるほどです。

つま先の上に鉄板の入った安全靴が多いのですが、災害時は上から足を潰される危険よりも、地面の何かしらを踏み抜いてしまう事が怖いです。

・釘やハサミなどが上向きであるかもしれません。
・割れて鋭利になったものがあるかもしれません。
・夜だったらそれに気が付かずに踏み抜いてしまうかもしれません。

でも、ステンレスの踏み抜き防止板が入っていたら安心です。

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また、小さくて、履きやすいというレビューを見かけます。

大人になったら靴のサイズもそんなに変わりませんし、金額的に見ても緊急用に一足枕元に用意しておける範囲かなとも思います。

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ワークマンのハイバウンスはもっと安い


踏み抜き防止板はないのですが、安くて靴底が分厚いです。
正直、これでも十分な気がします。

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靴を保管するなら、絶対にやってほしいこと


靴を保管・放置するなら絶対について回る重大な問題があります。
それが、靴底の加水分解。

久しぶりに履いた靴の底がボロっと崩れたり、剥がれたことありませんか?加水分解とはあれの事で、靴底の素材が水分を吸って反応することが発生する現象です。

一般的な靴底を使っている限り避けられないと言っても
過言ではない問題です。

ただ、対策方法もありまして。
この3つの手順を踏むと、比較的加水分解を避ける事が可能です。

1 木製のシューキーパーを入れる(安くてOK)
2 乾燥剤も靴の中に入れる(安くてOK)
3 圧縮袋に入れて真空状態で保管 or シューラップで保管


乾燥させて、外気と隔離。

このようにすれば、加水分解を防ぎやすいです。
圧縮袋もスニーカーに適したものを使うと便利ですよ!

シューラップは知らない人が多いのかも。

昔ながらの靴屋で陳列されてた、あのシュリンクです。

熱を加えると縮む袋がシュリンクフィルムです。
(以下の商品はドライヤーの熱で大丈夫なよう)

この袋の中に靴を入れ、熱して袋を縮めてピタッと密着させたら完成。
結構簡単で、すぐに出来るのでこれもおすすめです。

個人的には圧縮袋が好きです。

シュリンクは破るのが意外と大変だったりします。自分ならすぐに取り出せる圧縮袋の方が好きかも。何れにしても、靴を保管するのであれば必需品だと思います。

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呼吸ができたら音を出せる【笛】

災害時、72時間は救助のために災害出動で助けてくれるそうです。

もし、自分が生き埋めなどになった時。
助けて!と大きな声で叫び続けることはできますか?

きっと難しいと思います。
でも、生きている限り呼吸をしますよね?

呼吸という小さな労力で
大きな音を出せる【笛】


覚えている人も多いでしょう。
映画タイタニックのラストシーン近く。

沈みゆくジャックを見送ったローズが、救助船に向けて必死に笛を鳴らすシーンがあったと思います。凍てつく寒さに震えながらも大きな音を出せる笛は本当に優秀です。

あの笛があったからこそ、ローズは助かりました。

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また、笛の音は災害救助犬の耳に聞こえやすい周波数だそうです。

少しでも生存率を上げるためにも、緊急時に使える笛は
枕元に用意すべきだと思います。

スマホのアクセサリーとして付けれたら良さそうですね!
ただ、案外大きくてかさばる傾向にあると思いますので、

いっそのこと靴と一緒に密閉しちゃうのが最適解なのかもしれません。
無くさないことが一番大事ですからね!

大地震において、少しでも生存率を高める靴屋的な方法でした。

こばでした!


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