こば

美術館、本、宗教、哲学 / マイブームは図書館巡り

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最近の記事

2ヵ月で美術検定2級に合格した話

とっても今更ですが、2023年12月27日に合格発表があり、美術検定2級合格しておりました!! ボーダーギリギリでしたが、無事合格できてホッとしております。 ここで私のスペックをおさらいです。 ・世界史を勉強したことがない(理系) ・美術は好きだけど偏っている(版画と現代アートばっかり) そんな私が、何を使って、どれくらい勉強したのか? 本番の試験、実際どうだった?などなどを書いておきたいと思います。 美術検定は割とマイナーな試験で、受験者の情報がとにかく少ない。 勉

    • 美術史を1から勉強してみた 【見える世界が変わった編】

      ・美術好きと言いつつジャンルが偏りすぎている ・世界史未経験 というどうしようもない不安材料を抱えながら、とりあえずは美術検定2級を目指して勉強を始めることに。 勉強を始める前は、美術史を勉強したとて、美術館に行ったときにちょっと興味が増えるくらいだろうな~くらいに考えていた。 そんなに自分の生活や考え方は変わらないというか。 だが、美術史をまるまるっと勉強したことで、思っていたよりも日々の意識に変化が出たり、新しい気づきがあった。 ちょっと大げさだけど、見える世界が変わ

      • 1から美術史を勉強してみた 【はじまり編】

        突然、美術史を勉強しようと決意。 いつしか美術館に行く度に出会う「なんで?」を知りたい。 そのためにはまず知識が必要だと思った。 有隣堂のYouTubeでとある作家さんの一日を紹介していて、本当の天才(どちらかというと天職というようなニュアンス)は、大げさではなく、飲まず食わずでそこに没頭できるのだと知った。 私はその意味での天才ではなく、締め切りがないとなんにもやらない典型的なタイプで。 調べたところ美術検定なるものを発見し、1か月半、それに向き合ってみることにした。 1

        • 「5分で泣いてください」と頼まれた話

          誰かが悲しんでいることに、悲しめなかったことはないだろうか。 まわりの人が心を痛めているのに、自分だけ感情が動かず、なんて薄情なんだと思ったことはないだろうか。 とある縁から、とあるアーティストさんに「涙を流しているシーンを撮影したいです。」と言われ、ほいほいと参加した。 そこで感じた「悲しみ」について、少し話してみたいと思う。 「5分間で泣いてください」ことの発端は、とあるコミュニティだった。 他のイベントに参加したときときに、美術好きが集まったコミュニティに参加す

        2ヵ月で美術検定2級に合格した話

          「共感」とは、同じだと錯覚すること

          「共感」は、ときには温かく、ときには残酷になると思う。 東京都現代美術館で開催されている、「あ、共感とかじゃなくて。」展。 タイトルを読んだときの、疑問というか、言語化できないモヤモヤというか、妙な魅力に惹かれて、足を運んできました。 ここでは、感じたことをつらつらとお伝えできればと思います。 共感展について東京都現代美術館で開催されている、「あ、共感とかじゃなくて。」展に行ってきた。 (このタイトルが好きすぎるのに、スタッフさんたちが「共感展」と略されてていて、若干

          「共感」とは、同じだと錯覚すること

          パーソナルスペースに入ってこない本が好き

          本がすきだ。 けど、本がすきになったのは、大学に入ってから。 昔は、本が苦手だった。 本をすきになって思うが、読書はもっともっと自由でいいんじゃないかと思う。 そして、自由の権利として「パーソナルスペースを入ってこない本」がすきだと宣言したい。 私の本の分類方法個人的な分類だが、本は3種類に分けている。 ① 気合を入れて読む本 ② さらっと読む本 ③ するする読む本 ① 気合を入れて読む本 能動的に理解をしようと思わないと読めない本。まさに「読む」本。 学問系が多

          パーソナルスペースに入ってこない本が好き